T-SAITO 読書日記

　BOOK☆WALKERの”読み放題”が5/31で期限なので、続けて読んでいます。この巻はやや印象が薄い感じです。

　小熊はヘッドハンティングされて、”浮谷”の”共同運送社”に勤務することになる。浮谷はじめ癖の強そうな女性ライダーだけで組織されている会社で、お話はこちらを舞台にシフトするかと思いきや、”彗海”の友人”史”が登場し、古いバイクを修理することになったり、”棒人間”と”マルーンんの女”が登場したり、やっぱり主題がぼやけている感じ。ラストはひょんなことから冬山挑戦で、スーパーカブはスーパーヒーローの乗り物にまでランクアップしてしまいます。

　閑話休題。Wikipediaで調べると、VTR250にしても、フュージョンにしても「本田技研工業がかつて製造販売したオートバイである。」から説明が始まるのは、バイク受難の時代をよく表していると思います。