黃色い夜 ◆宮内 悠介 (著)
『黃色い夜 』
(日本語) 単行本 – 2020/7/3
宮内 悠介 (著)
単行本¥1,650
単行本 : 144ページ
発売日 : 2020/7/3
ISBN-13 : 978-4087717204
出版社 : 集英社 (2020/7/3)
商品の寸法 : 13.3 x 1.6 x 19.1 cm
年をとってしまって、読解力が落ちているのか、難しくてわからないことが多々ありました。
残念です。
エチオピアからの独立国なので、エリトリアあたりをモデルにしていると思いますが、カジノを主財源とする国家のバベルの塔を思わせるカジノ・タワーの最上階で、国王と国を賭けて博打しようという荒唐無稽な物語です。
この世界に唐突に異世界を持ってきてしまう宮内さんのマジックは本当に素晴らしいと思います。「あとは野となれ大和撫子」を始めとして「偶然の聖地」、「遠い異国でひょんと死ぬるや」などで現実の世界に隣接しながらも少し違う世界をリアルに立ち上がらせます。
この本はこれらの3冊に比べて、少し難しく感じました。
(8月30日読了)
8/28の夕ごはんはカレーでした。
概算費用:豚ロース切落 ¥270、カレー ¥98、たまねぎ ¥51、計 ¥419
宮内さんの本の感想
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