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2019.11.01

遠い他国でひょんと死ぬるや ◆宮内悠介 (著)




遠い他国でひょんと死ぬるや


『遠い他国でひょんと死ぬるや 』
単行本 – 2019/9/11
宮内悠介 (著)
単行本 ¥1,650
出版社: 祥伝社 (2019/9/11)
言語: 日本語
ISBN-10: 4396635753
ISBN-13: 978-4396635756
発売日: 2019/9/11

 

宮内さんのお話は、本当にかっこいいと思います。

フィリピン(現実にこの本のような「ブラックラグーン」的な国だとは思えませんが)を舞台に、財閥やイスラムゲリラとドンバチやりながら、「卒業」しちゃうアラフォー日本人男性と二十歳そこそこの現地女性(超常現象つき)というちょっと説明ができないような盛りだくさんのお話です。読んでいただければ、その面白さは保証します。

ところで、恥ずかしいことに、自分はフィリピンの太平洋戦争での死者が100万人という恐ろしい数字を識りませんでした。

情けないことです。

今、日本は戦後賠償(いわゆる徴用工)のことで、韓国と揉めていますが、自分たち日本人が歴史の事実に真摯に向き合う必要があると思いました。もっと謙虚に謝らなければならないことを我々の曽祖父や祖父はやってしまったのだから。

政府が条約による権利を主張することと、戦争での被害者に対して真摯に謝ることは全然矛盾しないし、政府の立場ではどちらもやっていかなければならない事だと思います。

我々は加害者の子孫なのだから、迷惑をかけた近隣諸国には謙虚な気持ちで接して行かなければならないと思いました。

(10月13日読了)

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