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2017.01.01

あけましておめでとうございます。 & 2016年マイベスト

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年5月に人事異動で静岡に帰ってきました。本当にありがたいことでした。会社と上司の皆様に感謝しています。
静岡に帰ってきたので、もう少したくさん本を読めそうなものですが、家に帰って一番増えたのはアニメを見る時間です。二番目はAmazonやYahoo!BOOKSで無料マンガを読む時間。とほほなダメ人間になっていく。

というわけで、今年は 106冊の本を読むことができました。ベスト10は以下の通りです。

(1) 真実の10メートル手前 米澤穂信
 『満願』『王とサーカス』と続いて高い評価を得ていた米澤さんです。僕は3冊の中でこの本が一番好きだったので、この本で直木賞を受賞すると予想しましたが、プロの方の評価は違うようです。残念です。

(2)アメリカ最後の実験 宮内悠介
個人的には、2016年は宮内さんの年だったと思います。『スペース金融道』、『彼女がエスパーだったころ』、『月と太陽の盤』、そしてこの本と出てくる4冊がすべて傑作でした。乗りに乗っている感じです。中でも、この本は本当にかっこよかった。このまま、芥川賞もとっちゃってもらいたいものです。

(3)残り者 朝井まかて
朝井さんも今年大活躍でした。北斎の娘を描いた『』、明治天皇の崩御を描いた『落陽』ともに素晴らしい歴史小説でした。直木賞をとった『恋歌』から、歴史小説の書き手として高い水準の作品を書き続けていますが、朝井さんの描く市井ものは僕の宇江佐ロスを癒す一番の薬です。時々はこういう市井ものも書いてもらいたいものです。

(4)エスカルゴ兄弟 津原泰水
津原さんといえば、『バレエメカニック』ですね。読もうとしたけど、難しくて読めませんでした。僕のレベルでは『ブラバン』あたりでないとわかりません。この本は、そんな僕でもすごく楽しく読むことができました。

(5)明るい夜に出かけて 佐藤多佳子
佐藤さんは『一瞬の風になれ』や『第二音楽室』『聖夜』の「 School and Music」シリーズなどの傑作がありますが、残念ながらYA向けの印象が強いです。是非、たくさんの人にこの本を読んでもらいたいものです。

(6)半席 青山文平
この本は、ホワイダニットの推理小説です。江戸時代の武士の価値観が動機の中心となっており、ミステリ好きな人にはたまらないものになっています。すごくいいですよ。

(7)ブルーネス 伊与原新
東日本大震災という未曽有の災害に遭遇して、多くの人が何かしなければならないと思ったことでしょう。この本は、伊予原さんの回答なのだと思います。多くの人に読んでもらいたい本です。

(8)小説の神様 相沢沙呼
相沢さんの本は結構読んでいますが、この本が一番好きです。いかにもラノベな設定ではありますが、とてもまじめな、そして素敵な本です。おすすめです。

(9)襷を君へ 蓮見恭子
こういうスポ魂なお話が大好きです。主人公が女子高生ならなおさらです。

(10)ヨイ豊 梶よう子
梶さんは、この本で歴史小説へ第一歩を歩み始めたと言っていいと思います。そのスタートが素晴らしいものであったことは梶さんにとっても、我々読者にとっても幸せなことだったと思います。

今年が皆さんにとって良い年でありますように。


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