2014年あけましておめでとうございます。&2013マイ・ベスト
2014年、あけましておめでとうございます。
昨年は、思いかけない異動があり、忙しい部署から離れました。今では、報われることもなく、なぜあんなに仕事をしていたのか、管理者として、あの状況を是認してしまった事自体が大きな間違いではなかったのかと自問しています。
とはいえ、4月から異動した部署で、全く新しい仕事をさせてもらえたのに感謝しています。
今年は124冊、読書もいつものペースで読むことができるようになりました。
では、2013年のマイベスト10をあげます。
(1)島はぼくらと 辻村深月
辻村さんの直木賞受賞後第1作になります。直木賞受賞作『鍵のない夢を見る』は未読なのですが・・・。
(2)盤上の夜 宮内 悠介
2013年の1冊めに読んだ本です。読み終わって、1冊めでベストが決まってしまったと思いました。2012年SF大賞受賞作、2012年上半期直木賞候補作。宮内さんの『ヨハネスブルグの天使たち』も読みましたが、こちらを選ばせてもらいしまた。
(3)楽園のカンヴァス 原田 マハ
この本も2012年上半期直木賞候補作です。2013年は12年の読み残しの良い本が上位に並ぶ感じになってしましました。この本は、素敵な愛のお話でした。
(4)機龍警察シリーズ 月村了衛
『盤上の夜』と同じく、2012年SF大賞の受賞作を含むシリーズです。面白かった。
機龍警察 機龍警察 自爆条項 (上) 機龍警察 自爆条項 (下) 機龍警察 暗黒市場
(5)猫弁シリーズ 大山淳子
大好きなシリーズです。お気に入り度では、今年最高かもしれません。
猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち 猫弁と透明人間 猫弁と指輪物語 猫弁と少女探偵
(6)光圀伝 冲方 丁
『天地明察』の感動はありませんが、読み応えのある力作でした。
(7)等伯 安部龍太郎 上 下
2012年下半期直木賞受賞作。これも読み応えがありました。等伯の作品を見たわけではないのですが、本書を読むだけで、その凄さがわかってしまう。そんな素晴らしい描写でした。直木賞に相応しい素晴らしい本でした。
(8)昭和の犬 姫野 カオルコ
姫野さんのこれまでの人生が大きく投影されたお話だと思います。同年代の自分としては共感できることが多く、とても心に残った本でした。2013年下期 直木賞候補作。
(9)検事の本懐 柚月裕子
検事の本懐という題名にちょっと違和感を感じますが、このシリーズもこれから読んでいくのが楽しみです。
(10)あがり 松崎 有理
最近SFを読む数が減ってきてしまいましたが、松崎さんを読めてよかったなあと思います。
今年も、みなさんが良い本と巡りあえますように。今年もよろしくお願いします。
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