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2013.12.31

検事の本懐◆柚月 裕子 (著)

『検事の本懐 』
(宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [文庫]
柚月 裕子 (著)
価格: ¥ 690
文庫: 465ページ
出版社: 宝島社 (2012/11/6)
言語: 日本語
ISBN-10: 4800202892
ISBN-13: 978-4800202895
発売日: 2012/11/6
商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm

 読んだ順になっていません、年末のためと、隠蔽捜査シリーズと並べたほうが良いかな?という理由で今日の記事にします。
 柚月さんは初めて読みます。この本は、2011年11月の本ですが、12年の山本周五郎賞候補、13年の大藪春彦賞を獲得しています。 2010年の10月に大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が発生して、検察に対する不信感が強かった時期でもあり、タイムリーな本だったと思います。
 連作短編集になっており、その時時に変わる語り手の視線から、主人公、佐方の活躍を描くシリーズです。
 特に、第4話拳を握る に検察の体質に対する批判が見られますが、それ以外のお話は、人情物のミステリーで、『検事の本懐』という題名からはちょっと違うなあというお話もあります。

 題名以外は、とても楽しく読めました。シリーズのその他の本を読むのが楽しみです。

 佐方のような経歴の人が検事になることができるかは甚だ疑問です。三代前まで前科者が居ないのが基本だと聞いたことがありますが、あくまで噂の話の範疇です。
 ただ、この本を読んで感じたのは、佐方は、検事をやめて弁護士に転身しているようですが、そうなるだろうなと予想されるような価値基準を持っているようです。非常に優れているが、やはり、普通なのです。秋霜烈日などとんでもない。
 隠蔽捜査の竜崎が、全く異端でありながら警察官僚としての完全を目指しているのに対して、佐方にはそれがないと思います。

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