検事の本懐◆柚月 裕子 (著)
『検事の本懐 』
(宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [文庫]
柚月 裕子 (著)
価格: ¥ 690
文庫: 465ページ
出版社: 宝島社 (2012/11/6)
言語: 日本語
ISBN-10: 4800202892
ISBN-13: 978-4800202895
発売日: 2012/11/6
商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
読んだ順になっていません、年末のためと、隠蔽捜査シリーズと並べたほうが良いかな?という理由で今日の記事にします。
柚月さんは初めて読みます。この本は、2011年11月の本ですが、12年の山本周五郎賞候補、13年の大藪春彦賞を獲得しています。 2010年の10月に大阪地検特捜部の証拠改ざん事件が発生して、検察に対する不信感が強かった時期でもあり、タイムリーな本だったと思います。
連作短編集になっており、その時時に変わる語り手の視線から、主人公、佐方の活躍を描くシリーズです。
特に、第4話拳を握る に検察の体質に対する批判が見られますが、それ以外のお話は、人情物のミステリーで、『検事の本懐』という題名からはちょっと違うなあというお話もあります。
題名以外は、とても楽しく読めました。シリーズのその他の本を読むのが楽しみです。
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