あけましておめでとうございます。&2012年マイ・ベスト5+α
2012年、あまり本が読めないで終わってしまいました。
仕事が忙しかったり、老眼が進んだり色々理由はありますが、89冊しか読めませんでした。
反省としては、見栄をはってハイブロウな本ばかりを読んでしまったことがあります。
ほんとうに自分が読みたかった本を読んでいたのかなと若干疑問に思います。
2013年は好きな本を(たまには買って)好きなだけ読みたいものです。
さて、2012年は89冊しか読んでいませんので、ベスト5+αのご紹介とします。
(1)大江戸釣客伝 夢枕獏
釣りを趣味とする僕としては外すことのできない本です。
(2)ピエタ 大島真寿美
良い本です。10年間のベスト10に入ってくるような本だと思います。
感想でも書きましたが、この本を本屋大賞にして、大島さんを推していこうとしない書店員さんには疑問を感じました。
(3)永遠の0(ゼロ) 百田尚樹
戦争ものはあまり好きではないのですが、中盤以降は読むと涙が止まらない。非常に感動的な本でした。
(4)光 道尾秀介
道尾さん、ノエルも良かったですが、こちらを選びました。
(5)ふわふわの泉 野尻抱介
野尻さんの伝説の名作。ハヤカワ文庫で再刊されて本当に良かったと思います。
「南極点のピアピア動画」も良かったです。それにしても、両書の間に10年の隔たりがあるとはとても思えません。野尻さんは変わらないのだなあと思いました。
2012年もっとも衝撃を受けた本
無菌病棟より愛をこめて 加納朋子
一応、すべての単行本を読ませてもらい、自称ファンの作者さんが白血病…。無事に完治されて本当に良かったと思います。病室でがんばっている加納さんに感服しましたが、やはり、記録を書くことができなくなっていた時期がずいぶんあったようで、本当にご苦労されたと推察します。
ファンのため、ベスト10に入れなかった本
雪と珊瑚と 梨木香歩
加納朋子さん、梨木香歩さん、宇江佐真理さんはファンなので、ベスト10には入れないようにしていましたが、この本は人に勧めたいなあと思いました。
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