ふわふわの泉◆野尻 抱介 (著)
『ふわふわの泉』
(ハヤカワ文庫JA) [文庫]
野尻 抱介
価格: ¥ 630
文庫: 256ページ
出版社: 早川書房 (2012/7/24)
言語 日本語
ISBN-10: 4150310742
ISBN-13: 978-4150310745
発売日: 2012/7/24
商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
僕のように近年になって野尻抱介さんの本を読むようになった人間にとっては、幻の本という感じの「ふわふわの泉」がハヤカワ文庫で再刊されたことは、大変嬉しいニューズでした。
星雲賞長編部門受賞作(野尻さんは『太陽の簒奪者』でも受賞されていますが・・・)。野尻さんの代表作といっても良いと思いますし、主人公の泉は浜松西高校の化学部部長という地元もの(郷里焼津がちょっと残念な役割でがっかりでしたが・・・)だったのですが、ファミ通文庫で廃刊になってから長いこと読むことができなかった本です。
静岡市の図書館にも入っておらず、プレミアを承知Amazonの出品者から購入するしかないか…、でももったいないと思っていたものですから。大変おめでたく、うれしいものでした。
表紙の女の子が、アスカの2号機を勝手に使って裏コードビーストなどと訳のわからないことをのたまう少女に似ているようで少し嫌でしたが。この本に対する不満はそこだけです。
それにしても、10年前の本なのに何も古くなっていなことが意外でした。クラークはなくなってしまいましたが・・・。
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