« 誰かが足りない◆宮下 奈都 (著) | トップページ | 最近気になったニュース »

2012.02.17

水の柩◆道尾 秀介 (著)

”水の柩”

『水の柩』
[単行本]
道尾 秀介 (著)
価格: ¥ 1,575
単行本: 290ページ
出版社: 講談社 (2011/10/27)
言語 日本語
ISBN-10: 4062172577
ISBN-13: 978-4062172578
発売日: 2011/10/27
商品の寸法: 19 x 12.4 x 2.8 cm

 祖母がかつて住んでいたダム湖に沈んだ村の秘密と、いじめにあって自ら命を絶とうと考えている少女。
二人の女性の大きな悲しみを前にして、少年は…。

 ああ、良いですね。
 『月と蟹』が「月」=「夜」だとしたら、この本は「天泣(天気雨)」=「昼」のお話です。
『月と蟹』と同様ミステリーでは無いと思いますが、そういう分類はもいいいのかもしれません。
(といっても、昔のように、道尾さんに騙されたいと思う方も満足を得られるお話なのでは?)

|

« 誰かが足りない◆宮下 奈都 (著) | トップページ | 最近気になったニュース »

コメント

こんばんは

コメントありがとうございました。
ミステリーではなかったですね。
心打たれる内容でいい小説でした。

投稿: kazu | 2012.03.11 19:57

kazuさま

 トラックバックの承認が遅れてしまってすいません。
久しぶりのトラックバックだったので、忘れてしまいました。

 この本はミステリーではありませんでしたが、叙述トリックは使っていますよね。

投稿: t-saito | 2012.03.15 18:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水の柩◆道尾 秀介 (著):

» 水の柩 道尾 秀介 [花ごよみ]
五十数年前、 今はダムとなった地に村があった。 その村にかつて暮らしていた祖母の秘密。 旅館の長男で中学校二年生の逸夫、 自分が“普通”と思い、 毎日が普通で退屈と感じ、 つまらない日常を嘆いていた。 逸夫の同級生の敦子はいじめを受け、 つらい日々を送ってい...... [続きを読む]

受信: 2012.03.07 19:28

« 誰かが足りない◆宮下 奈都 (著) | トップページ | 最近気になったニュース »