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第六大陸〈2〉◆小川 一水 (著)

”第六大陸〈2〉”

『第六大陸〈2〉』
(ハヤカワ文庫JA) [文庫]
小川 一水 (著)
価格: ¥ 714
文庫: 350ページ
出版社: 早川書房 (2003/08)
ISBN-10: 4150307350
ISBN-13: 978-4150307356
発売日: 2003/08
商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.6 cm

 戯れ言シリーズの「青いサヴァン」や『神様のパズル』の穂瑞沙羅華など哀しい天才少女(もちろん美少女)は1つのパターンとしてありますが、この本の「桃園寺妙」も典型的な孤独な天才少女です。
 「妙」と「走也」を主人公とした恋愛小説でもあるこの本。よくできていると思います。

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第六大陸〈1〉◆小川 一水 (著)

”第六大陸〈1〉”

『第六大陸〈1〉』
(ハヤカワ文庫JA) [文庫]
小川 一水 (著)
価格: ¥ 714
文庫: 249ページ
出版社: 早川書房 (2003/06)
言語 日本語
ISBN-10: 415030727X
ISBN-13: 978-4150307271
発売日: 2003/06
商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm


 本棚に放置されていた本ですが、正月休みに読んで見ました。
 テクノロジーと人間の力を素直に肯定している本です。少し前はこういった本がけっこうあったともいます。
 NHKの「プロジェクトX」「電子立国日本の自叙伝」とか、もっと前になると高斎正の自動車小説
「ホンダがレースに復帰する時」「ロータリーがインディーに吼える時」「ニッサンがルマンを制覇する時」「トヨタが北米を席捲する時」夢中になって読みました。
 野尻抱介さんのSFでも、よくこういう感じを受けました。

 日本はちょっと閉塞気味で、我々も少し自信をなくしているようにおもえて残念です。

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一朝の夢◆梶 よう子 (著)

”一朝の夢”

『一朝の夢』
(文春文庫) [文庫]
梶 よう子 (著)
価格: ¥ 620
文庫: 310ページ
出版社: 文藝春秋 (2011/10/7)
ISBN-10: 4167824019
ISBN-13: 978-4167824013
発売日: 2011/10/7
商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm

 文庫本ではなく、図書館で単行本を借りて読みました。
 梶さんは初読です。良い感じでした。朝顔を愛する同心という独特の主人公に、歴史上の実在の人物を脇役にちりばめて(実在の人物はかっこ良く書くという基本もきちんと抑えています)楽しいお話になっていました。
 梶さんの本は、続けて読んでみようかと思います。

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アニメ「ちはやふる」15話の絵コンテは「後藤圭二」さん

”ちはやふる

『ちはやふる Vol.1 [Blu-ray]』
出演: 瀬戸麻沙美, 細谷佳正, 宮野真守, 茅野愛衣, 代永 翼
形式: Color, Widescreen
言語 日本語
画面サイズ: 1.78:1
ディスク枚数: 1
販売元: バップ
DVD発売日: 2011/12/21
時間: 70 分


今、一番ハマっているアニメは『ちはやふる』です。
その15話をGYAOで見ていると、エンドロールに懐かしい「後藤圭二」さんの名前が出ていました。
「ナデシコ」や「ゲートキーパーズ」で一世を風靡した後藤さんの名前を久しぶりに拝見して、頑張ってお仕事を続けているのだなあと元気をもらいました。
(といっても、ちはやの顔がミスマル・ユリカみたいになってはいません)

Wikipediaで調べてみると、後藤さんはメインスタッフとして監督などのお仕事をしながら、たくさんの作品の原画や絵コンテの仕事をこなしているらしいです。精力的に活動を続けられているのですね。

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H23下半期 直木賞おぼえ

葉室麟さんが直木賞を受賞されました。おめでとうございます。

候補作は次の通り

伊東 潤  「城を噛ませた男」 (光文社)
歌野晶午 「春から夏、やがて冬」
恩田 陸  「夢違(ゆめちがい)」 (角川書店)
桜木紫乃 「ラブレス」(新潮社)
葉室 麟 <受賞>  「蜩ノ記(ひぐらしのき)」(祥伝社)
真山 仁  「コラプティオ」(文藝春秋)

葉室さんの本は結構読んでいるのですが、この本が特別良いとは感じませんでした。
(「いのちなりけり」や「川あかり」が好きです)
素人と玄人は読み方のレベルが違いますから、やはり良い本なのだろうと思います。
今回の読了本は2冊。他の候補作を読むのが楽しみです。

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僕は、そして僕たちはどう生きるか◆梨木 香歩 (著)

”僕は、そして僕たちはどう生きるか

『僕は、そして僕たちはどう生きるか』
僕は、そして僕たちはどう生きるか [単行本]
梨木 香歩 (著)
価格: ¥ 1,680
単行本: 275ページ
出版社: 理論社 (2011/04)
ISBN-10: 4652079796
ISBN-13: 978-4652079799
発売日: 2011/04
商品の寸法: 18.4 x 13 x 2.4 cm


 予算策定の時期になり、例年になく忙しい毎日です。更新も出来なくなっていてお恥ずかしい限りです。

 1月も21日になってしまいましたが、この本が今年最初に読んだ本です。
(『ピスタチオ』とこの本が昨年の積み残しのビック2です。梨木さんの本は先ず買ってしまって安心して読まないという傾向にあります)
 この本は、基本的に児童向けの本だと思います。もちろん、大人が読んでも考えさせられることも多く、楽しむことができますが、梨木さんの子供たちに向けたメッセージだと感じました。
 エッセイ『ぐるりのこと』の感想で、後半「限られた枚数で、言いたいことが言い切れなくなってしまったのでしょうか?」と書かせてもらいましたが、その結実がこの本なのではないでしょうか。

 


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インサイト日記■給油しました。

12月25日にSELF24静岡インターSSで給油しています。

 34.01L @143円 積算走行距離は 19,894km TNP 16.29km/L

 (10月21日に 34.97L の給油をしています)

寒くなると、暖気のためにエンジンが回ってしまって短距離を走った時の燃費が悪いようです。

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ラブレス◆桜木 紫乃 (著)

”ラブレス”

『ラブレス』
[単行本]
桜木 紫乃 (著)
文庫: 256ページ
単行本: 280ページ
出版社: 新潮社 (2011/08)
ISBN-10: 410327722X
ISBN-13: 978-4103277224
発売日: 2011/08

 北海道の開拓農家から、旅芸人の一座に身を投じ、波乱の人生をたどった主人公百合子を、その妹里実とそれぞれの娘を対比することで描き出しています。
 すごい人生だと思いますが、フィクションですよね。これを通して作者は何が言いたかったのかが僕にはわかりませんでした。

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終わり続ける世界のなかで◆粕谷 知世 (著)

”終わり続ける世界のなかで

『終わり続ける世界のなかで 』
[単行本]
粕谷 知世 (著)
価格: ¥ 1,995
単行本: 348ページ
出版社: 新潮社 (2011/11)
ISBN-10: 4104506028
ISBN-13: 978-4104506026
発売日: 2011/11
商品の寸法: 20.1 x 14.5 x 3.1 cm

 ノストラダムスの1999年終末予言におののいた主人公「伊吹」は親友「瑞恵」とともに、地球を救うために努力することを誓う。「伊吹」の成長をその人生に沿いながら描いています。

 粕谷さんの本の感想
 『アマゾニア
 『クロニカ 太陽と死者の記録
 『ひなのころ

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くちびるに歌を◆中田 永一 (著)

”くちびるに歌を

『くちびるに歌を 』
[単行本]
中田 永一 (著)
単行本: 285ページ
出版社: 小学館 (2011/11/24)
言語 日本語
ISBN-10: 4093863172
ISBN-13: 978-4093863179
発売日: 2011/11/24
商品の寸法: 19 x 13.2 x 1.8 cm

 中田永一さんの初めての長編になります。
 五島列島を舞台にして、NHKの合唱コンクールを目指す中学生たちを描いています。
舞台も良いし、中学生の合唱部というのも良い。登場人物も、音大でピアノを専攻していた産休代理教師、家庭環境から男性に対して嫌悪感を抱いている女学生、精神疾患の兄の世話をしている男子学生と登場人物も良くできています。ラストにはとても美しい「奇跡」も用意してあります。

 

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幽霊の涙―お鳥見女房◆

”幽霊の涙―お鳥見女房

『幽霊の涙―お鳥見女房 』
[単行本]
諸田 玲子 (著)
価格: ¥ 1,575
単行本: 267ページ
出版社: 新潮社 (2011/09)
ISBN-10: 410423513X
ISBN-13: 978-4104235131
発売日: 2011/09
商品の寸法: 19.3 x 13.7 x 2.4 cm

お正月休みに感想を書いているため、これから数冊は去年読んだ本です。
年賀状も31日に書いて、1日に投函といろいろな面でサボっている毎日ですが、無理せず、ぼつぼつとやっていこうと思います。

 さて、諸田玲子さんの人気シリーズ『お鳥見女房』の最新刊です。
前作で綺麗に終わっていたため、続巻はないのかなあと思っていましたが、無事続いているようで何よりです。
まあ、『剣客商売』や(あまりよんでいませんが)『鬼平犯科帳』『御宿かわせみ』に代表されるように、時代小説は長く続くシリーズが多く、それだけニーズがあるのだと思います。マンネリにならないように続けて行ってもらいたいと思います。
 (前作で綺麗に終わらせたほうが良いと書きましたが、勝手な感想だったと反省しています。ここで撤回させて頂きます)

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読書日記10年を記念して

ブログ1000記事記念の時にも書いたとおり、ホームーページからブログへと変遷はありましたが、10年間読書日記を掲載してきました。
10年間で読んだ本は1200冊強。お正月休みのお楽しみとして、ここから10冊マイフェイバリットを選んで見ました。
(順不同、ほぼ読書順 (1)も(10)も優劣はありません。)

(1) 聖の青春 大崎善生 2002

(2) からくりからくさ 梨木香歩 2004

(3) 生きる 乙川優三郎 2005

(4) 氷と炎の歌シリーズ ジョージ・R・R・マーティン 2003~

(5) 永遠の出口 森絵都 2005

(6) 風が強く吹いている 三浦しをん 2007

(7) ミーナの行進 小川洋子 2007

(8)) スコーレNo.4 宮下奈都 2007

(9) ひとがた流し 北村薫 2007

(10 真夜中の5分前 本多孝好 2010

老眼の進行で本が読みにくくなってきていますが、あと10年はなんとか頑張りたいものです。20年記念にまた10冊を選ぶのを楽しみに、のんびり読んでいきたいと思います。

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あけましておめでとうございます。&2011年マイベスト10

あけましておめでとうございます。

壮絶な年だった2011年も終わろうとしています。3月に震災があってからは、毎月義援金を贈ろうと思っていましたが、結局2回しか送ることが出来ず、自分のダメさを思い知りました。
また、年の後半に入って、事業統合などの要因で仕事がとてもきつくなり、読書量が減ってしまいました。
全部で117冊でした。
117冊から10冊というのも恥ずかしい話ですが、毎年のことなのでマイベスト10を選んでみました。
 
[1] 『リアル・シンデレラ』姫野 カオルコ
 感動しました。
[2] 『天地明察』冲方 丁
 元気を与えられました。
[3] 『折れた竜骨』 米澤 穂信
 剣と魔法の世界を舞台にした推理小説。すごいぞ!米澤
[4] 『犯罪』 フェルディナント・フォン・シーラッハ
 弁護士の著者の経験を元にした「フィクション」。現実の重さに撃たれました。
[5] 『異国のおじさんを伴う』 森 絵都
 うまい!
[6] 『人質の朗読会』 小川 洋子
 さすが、小川さん。
[7] 『第二音楽室―School and Music』 佐藤 多佳子
聖夜 ― School and Music』佐藤 多佳子
 良いお話でした。『一瞬風になれ』に続いて、素晴らしい作品です。
[8] 『東京観光』 中島 京子
 中島さんも、うまい!
[9] 『箱庭図書館』 乙一
 企画物ではありますが、ラストの「ホワイト・ステップ」は素敵です。
[10] 『田村はまだか』 朝倉 かすみ
 2010年11月に文庫本化されたものを読みました。新刊であったら、絶対にベスト5に入る本だと思います。


 アニメでは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』に泣かされました。
 コミックは昨年に引き続き『3月のライオン』が非常によく、こちらにも泣かされました。

2012年、皆様が良い本にめぐり逢いますように。

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