あけましておめでとうございます。&2011年マイベスト10
あけましておめでとうございます。
壮絶な年だった2011年も終わろうとしています。3月に震災があってからは、毎月義援金を贈ろうと思っていましたが、結局2回しか送ることが出来ず、自分のダメさを思い知りました。
また、年の後半に入って、事業統合などの要因で仕事がとてもきつくなり、読書量が減ってしまいました。
全部で117冊でした。
117冊から10冊というのも恥ずかしい話ですが、毎年のことなのでマイベスト10を選んでみました。
[1] 『リアル・シンデレラ』姫野 カオルコ
感動しました。
[2] 『天地明察』冲方 丁
元気を与えられました。
[3] 『折れた竜骨』 米澤 穂信
剣と魔法の世界を舞台にした推理小説。すごいぞ!米澤
[4] 『犯罪』 フェルディナント・フォン・シーラッハ
弁護士の著者の経験を元にした「フィクション」。現実の重さに撃たれました。
[5] 『異国のおじさんを伴う』 森 絵都
うまい!
[6] 『人質の朗読会』 小川 洋子
さすが、小川さん。
[7] 『第二音楽室―School and Music』 佐藤 多佳子
『聖夜 ― School and Music』佐藤 多佳子
良いお話でした。『一瞬風になれ』に続いて、素晴らしい作品です。
[8] 『東京観光』 中島 京子
中島さんも、うまい!
[9] 『箱庭図書館』 乙一
企画物ではありますが、ラストの「ホワイト・ステップ」は素敵です。
[10] 『田村はまだか』 朝倉 かすみ
2010年11月に文庫本化されたものを読みました。新刊であったら、絶対にベスト5に入る本だと思います。
アニメでは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』に泣かされました。
コミックは昨年に引き続き『3月のライオン』が非常によく、こちらにも泣かされました。
2012年、皆様が良い本にめぐり逢いますように。
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