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2011.11.27

人質の朗読会◆小川 洋子 (著)

”人質の朗読会

『人質の朗読会 』
[単行本]
小川 洋子 (著)
価格: ¥ 1,470
単行本: 247ページ
出版社: 中央公論新社 (2011/02)
ISBN-10: 4120041956
ISBN-13: 978-4120041952
発売日: 2011/02
商品の寸法: 19.4 x 13.6 x 2.6 cm

 毎度書いてしまいますが、今日本で一番という選択なら小川洋子さんになるだろうと思います。『博士の愛した数式』『ミーナの行進』『猫を抱いて象と泳ぐ』というバース・掛布・岡田の3連続ホームランのような3連発には、誰だってやられてしまうと思います。この3冊を読んで小川さんのファンにならない人は、きっと本を読んでいても楽しいことはないと思います。そう感じてしまうほどのパワーがありました。
 その後の『原稿零枚日記』とこの本は、小川さんらしい珠玉の短篇集であることは確かですが、ホームランではないですよね。特にこの本は、スタートから語り部の人たちは死んでいることがわかっていて、健気な、儚い美しさが前面に出ています。
 これはこれで素晴らしい本ですが、次は長編を読みたいなあと勝手なことを思ってしまいました。

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