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2011年8月

2011.08.30

サヴァイヴ◆近藤 史恵 (著)

”サヴァイヴ

『サヴァイヴ』
[単行本]
近藤 史恵 (著)
価格: ¥ 1,470
単行本: 234ページ
出版社: 新潮社 (2011/06)
ISBN-10: 4103052538
ISBN-13: 978-4103052531
発売日: 2011/06
商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2 cm

 「サクリファイス」「エデン」のシリーズの短篇集。
 この本を読む前に、出来れば上記の2冊、最低でもサクリファイスは読んでおくことをお勧めします。
 ヨーロッパでの白石のお話が2つ、伊庭の話が1つ、赤城と石尾の話が3つ。
 StorySellerに連載(?)された赤城と石尾を主人公とする連作短編がこの本の中心で、とても感動的で素晴らしい。

シリーズの本の感想
 『サクリファイス
 『エデン

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2011.08.26

99%の誘拐◆岡嶋 二人 (著

”99%の誘拐

『99%の誘拐』
(講談社文庫) [文庫]
岡嶋 二人 (著), 西澤 保彦 (解説)
価格: ¥ 730
文庫: 448ページ
出版社: 講談社 (2004/6/15)
言語 日本語
ISBN-10: 4062747871
ISBN-13: 978-4062747875
発売日: 2004/6/15
商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm

 この本も大変評価の高い本です。
 岡嶋二人さんの有終の美を飾る本であり、井上夢人さんのスタートと言える本であるようです。
 井上さんの本は2冊読んでいますが、えっ、と思うほどぶっつりラストを切ってきます。井上さんのスタイルなのだとは思うのですが、僕はゆったり後日談が流れるようなラストが好きです。

 井上夢人さんの本の感想
 魔法使いの弟子たち
 ザ・チーム

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2011.08.25

告白◆湊 かなえ (著)

”告白

『告白』
(双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) [文庫]
湊 かなえ (著)
価格: ¥ 650
文庫: 320ページ
出版社: 双葉社 (2010/4/8)
言語 日本語, 日本語
ISBN-10: 457551344X
ISBN-13: 978-4575513448
発売日: 2010/4/8
商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm

 大評判となって映画化もされただけあり、とても面白い本でした。
 客観的に見て登場人物すべてが非道い奴ですが、それぞれが自分自身を描写すると許容される範囲を若干逸脱するだけで、それなりにまともに見えてしまうのがとても怖いです。
 湊さん…怖い人ですね。

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2011.08.24

傾物語◆西尾 維新 (著), VOFAN (イラスト)

”傾物語

『傾物語』
(講談社BOX) [単行本(ソフトカバー)]
西尾 維新 (著), VOFAN (イラスト)
価格: ¥ 1,365
単行本(ソフトカバー): 356ページ
出版社: 講談社 (2010/12/25)
言語 日本語
ISBN-10: 4062837676
ISBN-13: 978-4062837675
発売日: 2010/12/25
商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.4 cm

 西尾維新さんの本の特徴として、ゲーム性をあげることが出来ると思います。
提示されたゲームの中で、読者をあっと言わせる解を提示することがかっこいいし、西尾維新さんのスタイルになっているのではないでしょうか。
 という意味では、ミステリやSFによくみられるアプローチだと思います。
 この本では、ゲームの対象が「タイムパラドックス」であり、ほとんどSFと言って良いと思いますが、西尾さんらしい本になっていて、違和感はありません。

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2011.08.23

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。


”あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。”


『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 [Blu-ray]

入野自由 (出演), 茅野愛衣 (出演), 長井龍雪 (監督) | 形式: Blu-ray
5つ星のうち 4.4 レビューをすべて見る (118件のカスタマーレビュー) Like (627)
参考価格: ¥ 4,200
出演: 入野自由, 茅野愛衣
監督: 長井龍雪
形式: Color, Limited Edition
ディスク枚数: 2
販売元: アニプレックス
DVD発売日: 2011/06/29
時間: 24 分

 

 年をとると涙もろくなっていけませんが、このアニメでは泣きすぎでした。
エンディングテーマが流れるだけで泣いていしまうのですから、自分でも呆れてしまいます。

 

 今回は、ロシアの動画サイトで見ましたが、有料で良いので綺麗な絵で見なおしてみたいものです。
 (ブルーレイを買うほど入れ込んではいませんが・・・)

 

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2011.08.22

7月30日、8月13日、14日、15日、20日の釣り

報告が遅れてしまいましたが、釣りにはきちんといっています。

 7月30日(土) 前橋エサ店でキス用岩虫500円購入。駒越へ。20cm~16cm 8匹375g
Img_0477


 8月13日(土) 前橋エサ店でキス用岩虫500円購入。三保内海へ。3匹。タコ1匹。
 8月14日(日) 大井川吉永水門 2匹。吉田町バクダン 凸。焼津市和田浜 1匹。
和田浜では、靴を脱いで波打ち際で裸足で投げた。気持ちよかった。
 8月15日(月) 蒲原海岸 凸。とうとう鱚が釣れなかった。キュウセンが1匹かかり、昼食の焼き魚とした。

 8月20日(日) 三保内海。1投目に24.5cm 132gの今年最大のキスが釣れました。合計4匹。
曇。涼しくて、まるで秋のよう。夏が終わってしまう。。。

Img_0484


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2011.08.21

インサイト日記■給油しました。

Akが2度ほど給油したり、長野県にドライブしたりしています。

 給油は 
7月15日 36.23L
7月26日 32.00L
8月21日 36.2LL 計104.23L

 積算距離計は 18,171km

 TNP は 23.2 km/L ですが、ちょっと良すぎる感じもします。

今後はちゃんと自分で給油してきちんと燃費を出していきます。
 

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2011.08.19

ハタラクオトメ ◆桂 望実 (著)

”ハタラクオトメ

ハタラクオトメ 』
[単行本]
桂 望実 (著)
価格: ¥ 1,470
文庫: 448ページ
単行本: 324ページ
出版社: 幻冬舎 (2011/04)
ISBN-10: 4344019660
ISBN-13: 978-4344019669
発売日: 2011/04
商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm

 山本幸久さんを思わせる「お仕事小説」になっています。
 時計メーカーの中堅女性事務員(デブ枠)が女性だけのプロジェクトチームの責任者に選ばれて、頑張る姿を描いています。
 デブ枠というあまり見ない設定もあいまって、主人公がチャーミングさや健気さがよく出ていて楽しく応援できるお話になっています。
 お仕事小説が好きな人にはお勧めです。

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2011.08.13

初陣 隠蔽捜査〈3.5〉◆今野 敏 (著)

”初陣

『初陣 隠蔽捜査〈3.5〉』
[単行本]
今野 敏 (著)
価格: ¥ 1,575
単行本: 291ページ
出版社: 新潮社 (2010/05)
ISBN-10: 4103002549
ISBN-13: 978-4103002543
発売日: 2010/05
商品の寸法: 19.4 x 14 x 3 cm

 隠蔽捜査シリーズの「3.5」にふさわしく、これまでのエピソードを竜崎と幼馴染の警視庁刑事部長伊丹の視線で見なおしている感じの本です。
 隠蔽捜査の初期には竜崎はどうも合理的とは言えない警察機構、ひいては日本の官僚機構に対するに対する一種のパロディであったと思います。それが、巻を重ねるごとにヒーロー、スーパーマンになってきています。
 この本では、竜崎のスーパーぶりばかりに目がいってしまって、なんか違うような気がしてなりません。

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2011.08.08

GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐◆桜庭 一樹 (著)

”GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐”

『GOSICKVIII下‐ゴシック・神々の黄昏‐ 』
(角川文庫) [文庫]
桜庭 一樹 (著)
文庫: 229ページ
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/7/23)
ISBN-10: 4044281246
ISBN-13: 978-4044281243
発売日: 2011/7/23
商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1 cm

 無事に終わりました。よかったよかった。

 正直に言うと、最後はちんまり終わってしまったようで、『神々の黄昏』あるいは『オカルトと科学の戦い』というメインテーマが今ひとつ軽くなってしまったようにも思いますが、桜庭さんの初期からの仕事が、(メディアミックスも含めて)こういう形で大団円を迎えたことはとても良いことだと思います。
 桜庭さんとしても、一番最初に本を出させてくれた角川系列にも恩返しができたということで、良かったのではないでしょうか。

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2011.08.06

この女◆森 絵都 (著)

”この女

『この女』
[単行本]
森 絵都 (著)
価格: ¥ 1,575
単行本: 309ページ
出版社: 筑摩書房 (2011/5/11)
言語 日本語
ISBN-10: 4480804315
ISBN-13: 978-4480804310
発売日: 2011/5/11
商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.6 cm

 直木賞をとったあとの森さんは、時間をかけて良い仕事をされていると思います。この本もそういう1冊で、きちんと時間をかけて取材をされているんだろうなあ、このこった構成も練りに練ったものなのだろうなあと思います。
 読者である自分の能力が低いため、受け止められるものが少なく、申し訳なく思います。
 きちんと、真面目に創り上げた本だという意味では今年読んだものの中では1番なのではないかと思います。

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