« 9月20日の釣り(南校下、内海凸) | トップページ | 銀二貫◆高田 郁 (著) »

2010.09.23

少女たちの羅針盤◆水生 大海 (著)

少女たちの羅針盤

『少女たちの羅針盤』
[単行本(ソフトカバー)]
水生 大海 (著)
価格: ¥ 1,680
単行本(ソフトカバー): 344ページ
出版社: 原書房 (2009/7/9)
ISBN-10: 4562045027
ISBN-13: 978-4562045020
発売日: 2009/7/9
商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.6 cm

 「島田荘司選 バラの街福山ミステリー文学新人賞」優秀作。
 いろいろな、文学賞があるのですね。この時の受賞作「玻璃の家」は講談社から出版されているようです(巻末の島田荘司氏による「選評」では、「玻瑠の家」となっていました。編集者のちょっとした、意地悪でしょうか?)
 4年前の高校1年生の少女4人が集まって結成された演劇集団「羅針盤」についての青春小説色が強いストーリーと、主人公が4年前に犯した犯罪を暴こうとする「罠」に立ち向かおうとするサスペンス色の強い現在のストーリーが交互に出てきます。
 主人公はいったい誰なのか、「羅針盤」になにがあり、死んだのはいったい誰なのか?なかなかハラハラさせられる内容になっています。
 特筆したいのは、「羅針盤」で演劇に真剣に挑もうとする少女たちが、とてもいきいき描かれており、場面場面で主観者が4人それぞれに変わっていくとても難しい書き方をしているにもかかわらず、すごく分かりやすくよく書かれていることです。
 こちらの方向にもっと力を発揮していけば、素晴らしいお話を作ってくれる人ではないかと思いました。
 この人も期待してみていきたいと思います。

|

« 9月20日の釣り(南校下、内海凸) | トップページ | 銀二貫◆高田 郁 (著) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 少女たちの羅針盤◆水生 大海 (著):

« 9月20日の釣り(南校下、内海凸) | トップページ | 銀二貫◆高田 郁 (著) »