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2010年明けましておめでとうございます。&2009年ベスト10

今年もよろしくお願いします。

さて、2009年の読了本は110冊とちょっと少なめで終わりました。
110冊から10冊というと、ちょっと無理がありますが、2年続けてきたので今年も選んでみたいと思います。

最初に、今年はじめて読んだ著者で最も期待できると思った人

 初野晴 さん 「退出ゲーム」「トワイライト・ミュージアム」「初恋ソムリエ
 特に、「退出…」「初恋…」とつづいている清水南校を舞台にしたシリーズは、ベスト10に入れようかと思いましたが、「武士道1x」シリーズと同様、3冊揃ってから評価したいと思います。

 では、ベスト10

(1)「WILL」本多 孝好
 本多さんの「チェーン・ポイズン」もベスト10に入るような良い本でした。
(2)「遠くの声に耳を澄ませて」宮下奈都
 すばらしい本でした。宮下さんの高校の合唱をテーマにした「よろこびの歌」も素敵な本です。
(3)「鷺と雪」北村 薫
 ベッキーさんのシリーズは「街の灯」「玻璃の天」に続いてこの巻で完結のようです。本書のラストでは、久しぶり本を読んでいて指先が冷たくなるような感動を覚えました。
(4)「猫を抱いて象と泳ぐ」小川 洋子
 ガラス細工のような精緻で美しい小説でした。個人的には、小川さんが今の日本で最も好きな作家です。
(5)「武士道エイティーン」誉田 哲也
 「武士道シックスティーン」「武士道セブンディーン」と続いてきたこのシリーズも完結です。楽しい本でした。磯山香織さん、好きです。
(6)「ぼくのメジャースプーン」辻村 深月
 2009年に文庫化されました。辻村さんは「太陽の坐る場所」「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」と続けて傑作を書いていますが、すいません、この本を選ばせてもらいました。
(7)「架空の球を追う」森 絵都
 自分でランキングしていて変ですが、「この本が7「位でいいのか!?」と思うほど良い本です。読んでいない方はぜひ読むべきだと思います。
(8)「きのうの神さま」西川 美和
 映画「ディア・ドクター」も良い映画でした(この本は直接の原作ではありませんが)。西川さんのストーリーテラーとしての力に感服しました。
(9)「追想五断章」米澤 穂信
 自分は米澤さんを道尾さんに続く位の高い評価をしていますが、この本は米澤さんの本の中でも「さよなら妖精」以来の傑作だと思います。
(10)「宵山万華鏡」森見 登美彦
 森見さんならではの楽しく、美しいファンタジーでした。宵山に行ってみたいなあ。

今年も皆様の読書生活が充実したものになりますように。

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