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2009.03.13

チェーン・ポイズン◆本多 孝好

チェーン・ポイズン

『チェーン・ポイズン 』
本多 孝好 (著)
価格: ¥ 1,680
単行本: 332ページ
出版社: 講談社 (2008/10/30)
ISBN-10: 4062151308
ISBN-13: 978-4062151306
発売日: 2008/10/30
商品の寸法: 19.2 x 14.2 x 3 cm

 児童養護施設を扱ったものでは、先日読んだ「七つの海を照らす星」が非常に優れていて、社会性や施設の問題も丁寧に扱われており好感が持てます。
 この本での児童養護施設は、一人の女性の再生の契機となるものですが、現実の施設との間にはギャップがあるように思えます。未読の方には、強く「七つの海・・・」をお勧めします。

 さて、この本ですが、感動しました。
 本多さんの描く人々は、皆なにがしかの欠陥を抱えながら生きています。皆、利己的で身勝手です。
 それでいながら、こうやって人を感動させる物語を綴ることの出来る本多さんは稀有な才能を持っていると思います。
 この本のラストに安直さを感じてしまうことは確かですが、この感動とは別の話だと思います。

 本多さんは最近の2冊しか読んでいませんが、少しずつ昔の本も読んでみようと思います。

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コメント

こんばんは。
死に焦がれていた女性が、
児童養護施設でだんだん生き生きとしてきて、
生きる力を取り戻していくのが、よかったですよね。
いつもありがとうございます。

投稿: 藍色 | 2009.03.14 04:39

藍色さん、ご来訪ありがとうございます。

本当に良い本で、今年の暫定マイベストです。
本多さんの本もはずせなくなりそうです。

トラックバックもありがとうございました。

投稿: t-saito | 2009.03.14 09:30

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