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赤い星◆高野 史緒

赤い星

『赤い星』
(ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) (単行本)
高野 史緒 (著)
価格: ¥ 1,680 (税込)
単行本: 298ページ
出版社: 早川書房 (2008/08)
ISBN-10: 4152089504
ISBN-13: 978-4152089502
発売日: 2008/08
商品の寸法: 18.8 x 12.2 x 1.2 cm

 すいません。よくわかりませんでした。
 「赤い星」って結局なんですか?

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別冊 図書館戦争〈2〉◆有川 浩

別冊 図書館戦争〈2〉

『別冊 図書館戦争〈2〉』
有川 浩 (著)
価格: ¥ 1,470 (税込)
単行本: 286ページ
出版社: アスキーメディアワークス (2008/08)
ISBN-10: 4048672398
ISBN-13: 978-4048672399
発売日: 2008/08
商品の寸法: 19 x 13.2 x 4.6 cm

 この本は、柴崎と手塚のその後のお話です。
 切れ者の柴崎が追い詰められて「乙女」になってしまったりして驚かされました。
 まあ、こうでもしないと何となくくっつかなさそうなカップルではありましたが・・・。
 後書きにあるように、後味が悪くないように引っ張ってくれて正解だったと思います。
 毬江ちゃんのスピーチは、読者にとってもビックなプレゼントでした。

 それにしても、「図書館革命」の感想で、ついつい「バカップル」という形容を使ってしまった堂上夫婦ですが、この本の登場人物紹介では「バカップル」と堂々と宣言されていました。公認バカップルですね・・・。
 (いや・・・。この本では比較的ちゃんとした大人っぽい行動をしていたと思うのですが・・・。)

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七つの海を照らす星◆七河迦南

七つの海を照らす星

『七つの海を照らす星』
七河 迦南 (著)
価格: ¥ 1,890 (税込)
単行本: 308ページ
出版社: 東京創元社 (2008/10)
ISBN-10: 4488024378
ISBN-13: 978-4488024376
発売日: 2008/10
商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.8 cm

 第18回鮎川哲也賞受賞作

 児童養護施設「七海園」を舞台にした日常の謎系のミステリー。
 密室、入れ替わり、暗号などそれぞれ趣向を凝らした7不思議を用意して、きちんとしたミステリーになってると思います。若干最後の伏線の拾い方が牽強付会っぽく感じましたが・・・。
 ただ、この本の真価は、児童養護施設(孤児院ですね(死語))を舞台にすることで、恵まれない環境にある少年少女(施設の構成員としては両親に死別した児童が多いのでしょうが、DVなどの理由で保護された子供たちがたくさん出てきます)にスポットを当て、社会のあまり日の当たらない一面を押し付けがましくなく表現することに成功している点にあると思います。
 著者がその業界の人かどうかはわかりませんが、児童福祉関係の実務に携わっている方々の「声」が聞こえてくるようで、心のこもった良い本だと思います。

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夜の光◆坂木 司

夜の光

『夜の光』
坂木 司 (著)
価格: ¥ 1,680 (税込)
単行本: 329ページ
出版社: 新潮社 (2008/10)
ISBN-10: 4103120517
ISBN-13: 978-4103120513
発売日: 2008/10
商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 1.8 cm

 高校の天文学部に所属する4人の男女それぞれの視点から、日常の謎を解いていくミステリー。
 4人はそれぞれ閉塞した状況からの脱出を望んでおり、自分を「スパイ」と認識して、仲間意識を高めている。

 なんか、ダメでした。感情移入できない。
 すいません。

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偽物語(上) ◆西尾 維新

偽物語(上)

『偽物語(上) 』
(講談社BOX)
西尾 維新 (著), VOFAN (イラスト)
価格: ¥ 1,365 (税込)
単行本: 321ページ
出版社: 講談社 (2008/9/2)
ISBN-10: 4062836793
ISBN-13: 978-4062836791
発売日: 2008/9/2
商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm

 アニメ化おめでとうございます。
 西尾さんも意外な作品がアニメ化になったようで、この本では、ロリ、エロ、暴力といかにもアニメ化したときに問題がありそうな描写が一杯。
 本当に天邪鬼な人ですね。
 「化物語」でも八九寺に対する暴力描写がひどく、仰天していたら、まあ、八九寺はあれだから、良いのか・・・。と見て見ぬふりをすることにしたのですが、このセクハラは無いなぁ。普通に犯罪だし。

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黄色い目の魚◆佐藤 多佳子

黄色い目の魚

『黄色い目の魚』
(新潮文庫)
佐藤 多佳子 (著)
価格: ¥ 660 (税込)
出版社: 新潮社 (2005/10)
ISBN-10: 4101237344
ISBN-13: 978-4101237343
発売日: 2005/10
商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm

 AkがNe(中学1年生)に読ませようと画策している本。
 ASIAN KUNG-FU GENERATION の「サーフ ブンガク カマクラがお気に入りのNeに鎌倉・湘南あたりの旅行をすすめつつ(Akは旅行(計画と実行)が趣味)、美術部所属のNeにもっとやる気(?)を持たせようという深謀遠慮らしい。
 Neの通っているK中学は、最近は荒れているらしく、クラスのなかにも孤立する子供、別教室で勉強する子供、登校しない子供など居るらしい。13才の少年少女にそういう辛い思いをさせざるを得ない教育システムや社会には疑問を感じるが、親としては、Neだけは無事に過ごしてもらいたいというのが本音。
 「ロード・ムービー」のように、何も問題のない子供でも、何かの機会に疎外される可能性はある。
 Neが小学生時代の傍若無人なキャラから、臆病な目立たないのをよしとするキャラに変わってきているのも哀しいが、それが社会や人間関係というものかもしれない。

 この本はあまりに面白くて、昨日2時半まで読んでいたので、今日は9時半から大事な会議もあるのに、完全に寝不足です。

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ロードムービー◆辻村 深月

ロードムービー

『ロードムービー』
辻村 深月 (著)
価格: ¥ 1,575 (税込)
単行本: 286ページ
出版社: 講談社 (2008/10/24)
ISBN-10: 4062150859
ISBN-13: 978-4062150859
発売日: 2008/10/24
商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.4 cm

 この本はお薦めです。
 無垢な子供たちの気持ちが痛いほどの感動を与えてくれます。
 でも、彼らは天使ではない。
 短編3作がおさめられていますが、いずれも未来に向けて広がるラストがとても良い。
 登場人物も厚みがあって、この本で語られていない部分がどうなのか是非知りたくなる。
 と、思ったら著者の他の本の登場人物たちなのですか・・・。
 しまった。また読み順を間違えた。

 とはいえ、私と同じようにこの本から読み始めても全然OKだと思います。

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深川にゃんにゃん横丁◆宇江佐 真理

深川にゃんにゃん横丁

『深川にゃんにゃん横丁』
宇江佐 真理 (著)
価格: ¥ 1,575 (税込)
単行本: 252ページ
出版社: 新潮社 (2008/09)
ISBN-10: 4104422045
ISBN-13: 978-4104422043
発売日: 2008/09
商品の寸法: 19.4 x 13.6 x 2.6 cm

 最近の宇江佐さんの本は、正直がっかりさせられることが多い。
 確かに、「市井もの」を書かせると本当に安定していて良いお話を書いてくれる。
 しかし、宇江佐さんの基本は「恋」であり、「ときめき」であると思う。
 最近の本にはそれが感じられません。
 『憂き世店』に代表される松前藩関係の本、『アラミスと呼ばれた女』などと比べると、必死に史料を読みあさって、自分なりの歴史小説を書こうという宇江佐さんの熱も感じることが出来ない。
 宇江佐さんは、加納さんや梨木さんと並んで本当に好きな作家の一人なので、ついつい期待が大きくなりすぎて、的外れな感想を書いてしまったかもしれません、ごめんなさい。

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風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記◆小川 一水

風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記

『風の邦、星の渚―レーズスフェント興亡記 』
小川 一水 (著)
価格: ¥ 1,785 (税込)
単行本: 390ページ
出版社: 角川春樹事務所 (2008/10)
ISBN-10: 4758411166
ISBN-13: 978-4758411165
発売日: 2008/10
商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm

 著者が小川さんで、カバーが村田蓮璽さんとなると、先日1巻目を読んだ「導きの星」シリーズを思い浮かべてしまいますが、ある意味、それを裏返しにしたようなお話です。
 面白い。SF的要素というより、ラノベ的要素を中世のヨーロッパを舞台にしたファンタジーに入れ込んで、すばらしく楽しい物語世界を作り出しています。
 「狼と香辛料」でファンタジーに興味を持った方に特にお勧めです。

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アヒルと鴨のコインロッカー◆伊坂 幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー

『アヒルと鴨のコインロッカー 』
(創元推理文庫)
伊坂 幸太郎 (著)
価格: ¥ 680 (税込)
文庫: 384ページ
出版社: 東京創元社 (2006/12/21)
ISBN-10: 4488464017
ISBN-13: 978-4488464011
発売日: 2006/12/21
商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm

 良い話ではないし、登場人物もクセが強すぎて現実的でなく、好感も持てません。
 それでも心をとらえる伊坂さん独特の力が確かにあるようです。
 よく解りませんが、何冊か読むにつれてだんだん取り込まれているような感じがします。

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決定版 風の大陸〈5〉◆竹河 聖

風の大陸〈5〉

『風の大陸〈5〉』
竹河 聖 (著)
価格: ¥ 3,150 (税込)
単行本: 686ページ
出版社: 富士見書房 (2007/10)
ISBN-10: 482917644X
ISBN-13: 978-4829176443
発売日: 2007/10
商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 3.8 cm

 やっと終わった・・・。という感じ。
 作者には失礼だとは思いますが、若干長すぎると思います。
 自分が思うに、ファンタジーが長くなるのはしょうがないんです。
 自分の想像の世界を作って、そこで遊ぶのがファンタジーです。
 理想的な物語世界で、理想的な主人公を活躍させるわけで、
 しかもその世界の創造主が自分である以上、自分がオールマイティです。
 こんな楽しいことがあるでしょうか?
 また、ファンタジーの現実逃避的な一面も忘れることは出来ません。
 それにしても、ちょっと長すぎる。細部にこだわる情景描写
 (特に、建築物、内装、衣服、装飾品の説明は詳細な上に重複することが
 度々あります)、読者層を考えてか、勘どころを親切に何度も説明する、
 感情表現も丁寧に説明。
 悪いわけではありませんが、少し冗長に感じてしまいます。
 今後竹河さんの本を読む機会があるかどうかわかりませんが、
 次の本ではもう少しスピーディな展開をお願いしたいと思います。

 蛇足ですが、決定版で過去に出版されている原稿をまとめて、
 加筆修正したもののはずなのに、誤字が目立つのは残念でした。
 編集者はもう少し頑張ってもらいたかった。

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ばす◆山本 甲士

ばす

『ばす』
山本 甲士 (著)
価格: ¥ 1,575 (税込)
単行本: 321ページ
出版社: 双葉社 (2008/09)
ISBN-10: 4575236330
ISBN-13: 978-4575236330
発売日: 2008/09
商品の寸法: 19 x 13 x 2.5 cm

 「あたり」と同じような本なのかと思ったら、もっとシニカルな本でした。
 ほかの本を読んだことが無いので、感じなのですが、巻き込まれ型の小説を書くという山本さんの本来の姿に近いのかもしれません。

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