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2008.06.05

沈黙のフライバイ◆野尻 抱介 (著)

沈黙のフライバイ

『沈黙のフライバイ』

沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫 JA ノ 3-9) (文庫)
野尻 抱介 (著)
価格: ¥ 630 (税込)
文庫: 264ページ
出版社: 早川書房 (2007/02)
ISBN-10: 4150308799
ISBN-13: 978-4150308797
発売日: 2007/02
商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.4 cm

 太陽の簒奪者 2004/01
 ヴェイスの盲点 2004/06
 フェイダーリンクの鯨 2004/07
 アンクスの海賊 2004/07
 サリバン家のお引越し 2004/07
 タリファの子守歌 2004/08
 アフナスの貴石 2004/09
 ベクフットの虜 2004/12

 凄くわくわくする、楽しい本でした。
 僕の大好きな「BUMP OF CHICKEN」の『Stage of ground』に
 「未来永劫に届きはしない、あの月もあの星も」という歌詞がありますが、軌道エレベーターがあれば、あの月もあの星も決して届かないところにあるのではないのですね。
 年甲斐もなく、「轍のむこうにあるもの」をどきどきしながら読みました。
 主人公のSF作家のおっさん?は、1961年生まれとほぼ同年代の野尻さん自身がモデルになっているのは間違いないと思います。そして、実際の小惑星の表面写真の隅に移っている蛇行する轍状の溝の先は一体どうなっているのか?
 軌道エレベーターで飛躍的に身近になった宇宙旅行、主人公は遂にその目で小惑星を見ることが出来、1つの結論にたどり着きます、そしてラストの主人公の台詞・・。
 良いなあ。SFはこうでなくっちゃ。
 さらに、本書のラストを飾る傑作「大風呂敷と蜘蛛の糸」。2007年第38回星雲賞日本短編部門受賞作です。
 これは良い。本当に良いSFです。

 この本の解説で、野尻、林、小林でハードSFの「NHK」と称されていることを知りました。
 今後もNHKに注目していきたいと思います。

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