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2008.02.02

厭犬伝

厭犬伝

『厭犬伝』


著者/訳者名 弘也英明/著
出版社名 新潮社 (ISBN:978-4-10-305951-6)
発行年月 2007年11月
サイズ 278P 19cm
価格 1,260円(税込)

第19回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作

 なんか、『鴨川ホルモー』と似ていますね。つい比べてしまいます。
 主人公「厭太郎」が去勢されていることは、それなりに意味がある(どうも魅力の乏しい主人公の特徴となっている、仇打ちの感情的な根拠になっているなど)のはわかります。
 しかし、その為にこの手のお話では不可欠とも思える「恋愛感情」が出てこないため、全体として花のないお話になってしまったような気がします(犬側にはでてくるのですが・・)。
 柾兼(父)、笹乃(母)と見立てたの家族的なつながりを前面に出したかったのでしょう。

 ちょっと気持ちの悪い世界観はなかなかのものだと思うのですが・・。
 若いころなら、きっと『鴨川・・』よりこちらを選んだのでしょうが、今の自分には相当差があるように思えます。

 しかし、期待できる新人さんがまた出てきました。次の作品を楽しみに待つことにします。

 (万城目さんは2作目で直木賞候補になるようなお方、比較するのが悪いのかもしれません。)

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