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2008.01.17

容疑者Xの献身

容疑者Xの献身

『容疑者Xの献身』

著者/訳者名 東野圭吾/著
出版社名 文芸春秋 (ISBN:4-16-323860-3)
発行年月 2005年08月
サイズ 352P 20cm
価格 1,680円(税込)

第134回(2005年下半期)直木賞受賞作

 直木賞総なめ企画 第3弾

 東野さんの初読みになります。
 ほめる人が多いですね。ガリレオがTVドラマで放映されたため、読む人が増えているようにも感じます。
 自分も湯川学に福山雅治がかぶってしまって、そのイメージに随分引っ張られてしまいました。

 しかし、自分的にはどうしても納得が出来ないことがあり、この本が何故こんなに高い評価を受けているか
 理解できないというのが正直な感想です。
 感想は下のほうにありますが、ひどいネタバレなので、未読の方は絶対読まないでください。
 直木賞の選評などを見ると、本当に評価が高い本です。Amazonのレビューも良好です。
 自分にはどうも理解できません。
 自分がひどい思い違いをしている可能性もありますので、ご指摘いただけるとありがたいです。

 ちなみに第134回の候補作は

 東野圭吾 『容疑者Xの献身』
 伊坂幸太郎 『死神の精度
 荻原浩 『あの日にドライブ』
 恩田陸 『蒲公英草紙
 恒川光太郎 『夜市
 姫野カオルコ 『ハルカ・エイティ

 『あの日にドライブ』が未読ですが、既読分では 伊坂>恒川>姫野>恩田>東野 です。

 2008/10/12 (追記)

 知人から指摘を受けて、本書のトリックについての自分の批判が誤りであるとわかりました。

 思い違いから、いろいろ書いてしまいましたが、反省しています。 以下はコメントで(ネタバレあり注意)。


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コメント

Kazeです。
僕も東野圭吾の作品は、今まで読んだことがなくて、ベストセラー作家でもあるし、一冊読んでみるかと、「探偵ガリレオ」を最近読みました。
TVドラマの方は見ていないので、そちらのバイアスはかかっていません。
まあ、ミステリーとしては面白いんじゃないでしょうか。「探偵ガリレオ」には、5編の短編が収録され、短編ということもあってか、謎解きと湯川と草薙のコミカルなやりとりが面白いといったところで、後を引かずあさりしている感じを受けました。
ただ、柱となっている科学トリックは物語にはめ込むには少し窮屈な印象を持ちました。
東野作品をもう1~2冊読もうと思っています。

KAZEさん、こんばんは。ご来訪ありがとうございます。
東野さん、悪くないと思うのですが、この本は自分には合いませんでした。ちょっと次の作品に食指がうごきません。
女房が『手紙』を持っていたと思いますので、探してみます。

トリックの誤認、ちょっとこたえました。
自分の読解力って、こんなに低かったのか・・。

被害者A・・・・X日殺害
被害者B・・・・X+1日殺害

被害者Bの死体を被害者Aだと思わせるためのトリック。

被害者Bを被害者Aの宿泊所に送り込み、X+1日に殺害。死体の顔、指紋、歯型を消す。

被害者Aの死体がBであると判断させるため、指紋がついた自転車を利用。

死体を始末したいのに、死体がもうひとつ増えちゃうよ。という根本的な疑問に対する答えは、容疑者Xが犯人に対して無償の犠牲精神で臨んでいること(被害者Bの殺害を自分で行ったことを認める)。

どこにも瑕疵が無いトリックでした。
(被害者AとBの血液型は?被害者AとBの病歴(手術跡、血液疾患、結石、がん、その他)は?身長・体重は?さらには、被害者AまたはBが生体認証(角膜・静脈)をデータ化していないか?自転車の指紋は?被害者Bの指紋が宿泊所に残らないか?など若干の疑問はあるとは思いますが・・・)

 著者がトリック成立のために無理に作った「偽ものの愛」としか思えないこと。
 (これは愛というよりストーカーですよ)
 ヤッパリ、このトリックは倫理的に許せない。
 という2点で自分の中での評価は変わりません。
 

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