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2008.01.24

三世相

三世相

『三世相 』


角川時代小説倶楽部 並木拍子郎種取帳
著者/訳者名 松井今朝子/〔著〕
出版社名 角川春樹事務所 (ISBN:978-4-7584-1098-4)
発行年月 2007年12月
サイズ 230P 20cm
価格 1,575円(税込)

 並木拍子郎のシリーズも3冊目になりました。
 この本の良さは、拍子郎の成長と恋が縦糸にきちんと通っていることですね。
 モラトリアム中の拍子郎が武家と町人の間で悩む姿が良い味を出しています。
 ググってみると、瀬川路考や並木五瓶などは実在の人物で歴史的にもちゃんと平仄が合うように作られているのですね。
 流石に松井さん本職であるそちらの方面の膨大な知識の上に物語が作られているんだなあと感心しました。

 ちょっと外れてしまいますが、この本を読んで、最近の宇江佐さんの本にピンとこないのは、恋がないからなのかもしれないなぁと思いました。

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