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2007.12.18

号泣する準備はできていた

号泣する準備はできていた

『号泣する準備はできていた』


新潮文庫 え-10-12
著者/訳者名 江国香織/著
出版社名 新潮社 (ISBN:4-10-133922-8)
発行年月 2006年07月
サイズ 233P 16cm
価格 420円(税込)

『2003年下半期直木賞受賞作』

 「直木賞総なめ企画」(笑)の一環で読みました。
 江国さんもはじめて読みますが、読みやすい文章ながらその奥行きの深さに感心しました。
 短編の見本みたいな文章です。短い中にいろいろなものを詰め込んでそれぞれが影響し合って一定の色が出てくるような・・。素敵です。惚れてしまいそう。
 もちろん、「号泣」することの準備が出来ていても「号泣」することはできない本当に孤独な魂を描き出している短編集なので、ハッピーエンドが大好きなお子様の僕にはちょっと難しすぎるようです。
 あと、妙に都会的で格好いいのもイヤ。知り合う男が外人か、海外旅行で知り合う日本人(笑)。
 バブル期ではあるまいし、ガジェットが妙にゴージャスなのもイヤ。
 本当に好きだった男の好きだったという描写がSEXがぴったりだったことが中心であるような・・孤独なんですね。

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