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天と地の守り人 第2部

天と地の守り人 第2部

『天と地の守り人 第2部』

天と地の守り人 第2部
偕成社ワンダーランド 33
著者/訳者名 上橋菜穂子/作 二木真希子/絵
出版社名 偕成社 (ISBN:978-4-03-540330-2)
発行年月 2007年02月
サイズ 308P 22cm
価格 1,575円(税込)

 上橋さんの物語は、主人公があくまで普通の人であることが素晴らしいと思います。
 バルサは強いけれどもよく怪我をしますし、チャグムも皇太子でナユグが見える言っても非力な普通の青年に過ぎません。卓越したヒーローは出てこないけれども、登場人物たちが誠実に力一杯前を向いてがんばっている姿に感動するのですね。
 後1冊残っています。本当に楽しみです。

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いつもの朝に

いつもの朝に

『いつもの朝に』

いつもの朝に
著者/訳者名 今邑彩/著
出版社名 集英社 (ISBN:4-08-775356-5)
発行年月 2006年03月
サイズ 413P 20cm
価格 2,415円(税込)

 2段組 413頁となかなか手応えのある本かと思って読み出したのですが、
あっと言う間に読み終わってしまいました。
 良い本です。
 今邑さんははじめて読みましたが、これからぼつぼつ読んでいきたいと思います。

2007/7/31 追記

 この本では、「顔のない少年」が重要な役割を果たしているわけですが、
 記憶というものは実に曖昧なもので、辛い記憶、都合の悪い記憶はどんどん
 消されてしまいます。
 先日、TkがNeを評して、「あいつは大変そうだね・・先生や友達のことで・・
 俺が小学生のころはあんなにいろいろ悩まなかった。」
 親としてみると、子供のころのTkは悲観的な考え方をする少年で、
 「ぼくのばか。ぼくのばか」と自分を責めたりすることが多かったように感じます。
 Akも同じように思ったらしく、「でも、あなたも2年生の時の先生にあわなくて
 すごく苦労したじゃない、ええと・・、なんてなまえだったかしらあの先生」
 Tkは「え・・そんなことあったっけ・・。ぜんぜん覚えていない」それからちょっと考えて
 「俺、その年の先生の名前だけ思い出せない。顔も覚えていない」

 Tkは高校3年生です。普通なら10年くらい前のことを忘れるはずがありません。
 人の記憶というものは怖いものだなと痛感しました。
 

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秒速5センチメートル

秒速5センチメートル

『秒速5センチメートル』

劇場アニメーション 「秒速5センチメートル」 特別限定生産版 DVD-BOX <初回限定生産>
監督 新海誠
主な声の出演者 水橋研二 、 近藤好美 、 尾上綾華
メーカー コミックス・ウェーブ (規格番号:CWF-102)
発売日 2007年07月19日
定価 6,990円(税込)


 念願の「秒速5センチメートル」を見ることが出来ました。
 感動しました。
 圧倒的な美しさ。
 ガジェットの魅力。
 青春の痛さ。

 文句なしで2007年のベストアニメだと思います。
 何故、静岡の映画館では上映されないのでしょうか・・。悔しい。

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ひとがた流し

ひとがた流し

『ひとがた流し』

ひとがた流し
著者/訳者名 北村薫/著
出版社名 朝日新聞社 (ISBN:4-02-250199-5)
発行年月 2006年07月
サイズ 315P 20cm
価格 1,680円(税込)

 前々回の直木賞候補作。
 自分は、この本はとても良かったと思います。
 北村さんの描く女性の真摯さ、潔さ、強さ、優しさ。とても素敵だと思います。

 ただ、大森さんがかなり厳しい批判をしていて、ちょっと不思議です。豊崎さんが擁護しているとおり、お涙ちょうだい小説とは明らかに違う、「千の風になって」じゃないけど、泣かないでもらいたいというメッセージにあふれた小説だと思うのですが・・。

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7月28日の釣り

最近、ちょっと意欲が落ちている。
朝も起きられない。
6時半頃浜川西岸に到着。
入ったとなりの人は、毎日来ていると言うことだが、今日はダメだそう。
台風の前は良かったのだが、最近はぜんぜんだという。
本当にアタリもなく、投げると左に行ってしまい、ぜんぜん飛ばない。
心を入れ替えて、もっと通わないと本当にダメになりそう。

釣れた人もいたのでしょうが、ほとんど1匹2匹だったのではないでしょうか?

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露の玉垣◆乙川優三郎/著

露の玉垣

『露の玉垣』

露の玉垣
著者/訳者名 乙川優三郎/著
出版社名 新潮社 (ISBN:978-4-10-439303-9)
発行年月 2007年06月
サイズ 255P 20cm
価格 1,575円(税込)

 「露の玉垣」とうい題名自体がいかにも乙川さんらしいと思っていたら、実在の古文書からとったものだったのですね。驚きました。
 この本に巡り会ったときの乙川さんの魂の震えが読み取れるような気がします。
 乙川さんにふさわしい史実を元に、想像の翼が大きくふくらんだと思います。
 乙川さんの代表作と言って過言ではないと思います。

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時をかける少女

時をかける少女

『時をかける少女』

時をかける少女
監督 細田守
主な声の出演者 仲里依紗 、 石田卓也 、 板倉光隆
メーカー 角川書店 (規格番号:KABA-2402)
発売日 2007年04月20日
定価 4,935円(税込)

 昨年色々な賞を総なめにした「時をかける少女」がテレビで放送されました。
 DVDをレンタルしてくれば良いのですが、最近はアニメに対する熱意が下がっている時期なのか、そこまでする気になれないでいましたが、見てみると驚くほどよいアニメでした。
 数々の受賞もうなずける内容でした。

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町長選挙

町長選挙

『町長選挙 』

著者/訳者名 奥田英朗/著
出版社名 文芸春秋 (ISBN:4-16-324780-7)
発行年月 2006年04月
サイズ 258P 20cm
価格 1,300円(税込)

直木賞を受賞した、「イン・ザ・プール」の伊良部医師シリーズの3冊目。
このシリーズは、病気を笑いものにしている・・ということでよい評価ができませんでしたが、今回はさらに進んで、特定の人物がモデルとわかるものが3篇、離島の町長選挙という人ではないものが1篇と、対象が明確になっているため病気を揶揄する感じがなく、まあ、納得できます。
ただ、伊良部の暴走ぶりが今ひとつのように感じます。

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直木賞

第137回直木賞を松井今朝子さんが「吉原手引草」で受賞された。
おめでとうございます。
好きな作家が受賞するのは素直に嬉しい。
女性の時代物作家が受賞するのは北原亞以子さん以来のようです。

「吉原・・・」は図書館で予約中。早く順番が回ってくると良いのですが・・。

本の雑誌8月号で上半期エンタメベスト10が載っている。
これについてもコメントしたいのだが、来月10日までは我慢しようと思う。

是非手にとって、出来れば買って読んでみていただきたい。

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刀語 第4話

刀語 第4話

『刀語 第4話』

薄刀・針 講談社BOX
著者/訳者名 西尾維新/著
出版社名 講談社 (ISBN:978-4-06-283623-4)
発行年月 2007年04月
サイズ 191P 19cm
価格 1,155円(税込)


 僕は、後書きを先に読んでしまいましたが、先に読んでいて良かったのか、悪かったのか・・。
 先に読んでいれば、怒ることはないと思いますが・・。

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天と地の守り人 第1部

天と地の守り人 第1部

『天と地の守り人 第1部 話』

偕成社ワンダーランド 32
著者/訳者名 上橋菜穂子/作 二木真希子/絵
出版社名 偕成社 (ISBN:4-03-540320-2)
発行年月 2006年12月
サイズ 348P 22cm
価格 1,575円(税込)

 3冊読み終わったところで、まとめてコメントします。
 これはきっと大傑作ですよ・・。

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クロニカ 太陽と死者の記録

クロニカ 太陽と死者の記録

『クロニカ 太陽と死者の記録』

クロニカ 太陽と死者の記録
著者/訳者名 粕谷知世/著
出版社名 新潮社 (ISBN:4-10-450601-X)
発行年月 2001年12月
サイズ 365P 20cm
価格 1,785円(税込)

 処女作には、作者の全てが出る・・というようなことをよく聞きますが、良くも悪くも粕谷さんの全てが出ている本なのではないでしょうか。
 粕谷さんの思想、知識、興味、嗜好、矜恃・・・ストレートに出過ぎていて、文庫本にならないのもうなずけます。
 これに比べれば、『アマゾニア』はすごく読みやすいし、『ひなのころ』はさらに読みやすくなっています。

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7月7日の釣り

今週は、バタバタしてすっかり忘れていました。
7月7日は実家に携帯電話を届ける用事があったため、焼津の和田浜へ行きました。
6時30分頃到着。かなり風があり、波もちょっと高めです。
Youtubeで投げ釣りの動画を見て、もっと軽く、素早く投げた方が良いようなイメージが出来ていて、
「頭上で素早く振る」をイメージして投げると、飛ばないし、左に行ってしまってとなりの方に2度もご迷惑をかけてしまいました。
波が強かったせいか、巻き方が悪く、錘と力糸を1そろいロストしてしまいました。
結局、スリークォーターで回す、いつもの投げ方に戻すのに、途中で投げ錬をしなければなりませんでした。
風もやんできて、5色投げられるようになって、一安心。
結局3~4色で2匹。
7月に入ったので、これからは、三保に戻って、早朝表側でサーフトローリング、その後裏側でキスひろいで行きたいと思います。

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しずく

しずく

『しずく』

著者/訳者名 西加奈子/著
出版社名 光文社 (ISBN:978-4-334-92544-4)
発行年月 2007年04月
サイズ 210P 20cm
価格 1,365円(税込)

 西さんのインタビュー記事が新聞に掲載されており、「かわらなくていいんだよ」というメッセージが癒しにつながっているのではないかという意味の発言が紹介されていました。
 この本を読むと、その意味がよく解ります。
 僕は感化されやすい質なので、「ナラタージュ」を読んで自分とAkとの関係に疑問を持ち、「きいろいゾウ」を読んで救われたと思ったので、西さんの本の持つ「癒す」力は実感としてわかります。
 自分にとって特別な作者(ファン)の一人になりつつあります。今後も注目していきたいと思います。

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直木賞候補作

第137回直木三十五賞候補作品が決定しましたね。

北村 薫 (きたむらかおる) 「玻璃の天」(文藝春秋)
桜庭一樹 (さくらばかずき) 「赤朽葉家の伝説」(東京創元社)
畠中 恵 (はたけなかめぐみ) 「まんまこと」(文藝春秋)
万城目 学 (まきめまなぶ) 「鹿男あをによし」(幻冬舎)
松井今朝子 (まついけさこ) 「吉原手引草」(幻冬舎)
三田 完 (みたかん) 「俳風三麗花」(文藝春秋)
森見登美彦 (もりみとみひこ) 「夜は短し歩けよ乙女」(角川書店)

 三田完さんは、識りません。
 後は、いずれも好きな作家さんだったので喜ばしい限りです。

 森見さんが取れると良いのですが・・。
 北村さんは、選考委員に選ばれるべき人で、今頃直木賞もないですよね。
 文藝春秋は畠中さん・三田さんです。
 畠中さんは、家鳴のシリーズではないものが選ばれるのは適当かと思います。
 万城目さんは、順番で森見さんの後でしょ。
 松井さんは既に受賞していておかしくないと思うのですが、宇江佐さんにとうとうあげなかった文藝春秋が松井さんにあげるでしょうか?
 桜庭さんが対抗でしょうか?

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美晴さんランナウェイ◆山本幸久/著

美晴さんランナウェイ

『美晴さんランナウェイ』

著者/訳者名 山本幸久/著
出版社名 集英社 (ISBN:978-4-08-774859-8)
発行年月 2007年04月
サイズ 219P 20cm
価格 1,575円(税込)

 山本さんは、お話自体は直木賞風なのですが、そこここに芥川賞系の表現があるような気がします。
 もう少し、あけっぴろげにバカをやった方が、楽しく読めるような気がします。
 勿論、自分のレベル(小学生中学年程度?)で測っているので、読解力のないやつの戯言です。
 (たわごと・・です。こう書くんだ・・。ざれごとって読んじゃいますよね。
  あれ、そうすると、西尾さんのあのシリーズも「たわごとシリーズ、たわごと使い」なのか!?
 ひぇ~、誰にもいったことなかったけど違ってたのかしら??冷や汗が出てきた。

 後半ホントに戯言になってしまったことをお詫びします。

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