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2007.04.25

川の名前

川の名前
『川の名前』

著者/訳者名 川端裕人/著
出版社名 早川書房 (ISBN:4-15-208567-3)
発行年月 2004年05月
サイズ 381P 20cm
価格 1,785円(税込)

 文庫版が出たらしいので、このカバーもこれからはあまり見られなくなっていくのでしょうが、素敵な絵です。
 静岡のような海際で平野も小さいところに住んでいるせいか、このカバーを見たときに、海から陸側を見たものと思ってしまい、川の流れ込みを見てとまどってしまいました。
 川が滑走路というイメージがすごくよく出ている良いカバーだと思います。

 川端さんの本は、とても良いのですが、惜しいところでとどまってしまっているように思います。
 もっと踏み出しても良いんじゃないか、もう一つあればオールタイムベスト10に入れられるような本に仕上がるのに・・。とつい思ってしまいます。
 素晴らしい作家なので、北上さんが「変化の予兆」と評していた「桜川ピクニック」を次に読んでみようと思っています。

 いつも読ませていただいている、juneさまの「本のある生活」では、「川の名前」と「桜川ピクニック」の両方の書評があります。「桜川ピクニック」は、確かに今までの川端さんとは違うのでしょう。juneさんにはあわなかったようですが、楽しみです。
 juneさんの書評にトラックバックを送らせてもらいました。ありがとうございました。

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コメント

私はこの本、すごく好きなのです。
川が滑走路というイメージはドキドキしました。
ところでt-saitoさんは、静岡の方だったんですね。
私もそうなのです。
私が住んでいるのは、美しい川のある町ですが、
その川は海につながってないので、
あの自己紹介はどうしたらいいんだろう?と
ちょっと悩みました。

投稿: june | 2007.04.26 20:09

juneさま、ご来訪ありがとうございます。
家は、安倍川のまさに河川敷にあります。川の名前は「安倍川-秋山川」になると思いますが・・。
子供との散歩も安倍川の河川敷がほとんどでした。
川端さんの本はとても好きなのですが、「いまここにいる・・」も「夏のロケット」もほんのちょっとの差でマイベストまで行かないんです。
「永遠の出口」のバイタリティ、「ナラタージュ」の宿命のようなすさまじい愛、「黄色いゾウ」のものすごい優しさ、など自分がベストと思う本には、それなりに突き抜けたものがあるように感じます。そこが欲しいんですね。自分でも贅沢なことを言っていると思います。
川端さんの本はあまり沢山読んでいないので、えらそうなことを言って申し訳ないのですが、マイベストにすごく近い人と思っています。
「桜川ピクニック」がどうかはわかりませんが、今度読む本がベストの本であれば・・と期待しています。

jeneさまが静岡の方と聞いて嬉しく思っています。静岡で海に注がない川?というクイズには答えを出せなそうですが・・。
トラックバックありがとうございます。こちらからも送らせていただきます。

投稿: t-saito | 2007.04.27 12:59

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» 「川の名前」川端裕人 [本のある生活]
川の名前 「夏、少年は、川の名前を知る。」という帯にひかれて読んでみたのですが、よかったですー。少年の夏というテーマ自体好きだし、弱いんですが、読み進むうちにわかる「川の名前」というタイトルにこめられた意味やそこから広がる世界にやられました。ものすごく....... [続きを読む]

受信: 2007.04.26 20:05

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