長かった・・。
『アラビアの夜の種族』
アラビアの夜の種族
著者/訳者名 古川日出男/著
出版社名 角川書店 (ISBN:4-04-873334-6)
発行年月 2001年12月
サイズ 659P 20cm
価格 2,835円(税込)
日本推理作家協会賞、日本SF大賞受賞というすごい本です。
内容も素晴らしく面白い。何重にも重ねられた虚構の構成も素敵。
しかし、読みにくい。『ベルカ・・』もこの”独特”な文体に耐えられなくなって途中でお休みしているのでした。
これだけ面白いのに、読むのがしんどい本も珍しい。
それだけ楽しい時間が長いと思えば良いんですが・・。
最近難しい本を読むことが少なくなってしまっているのがいけないのでしょうか・・。
いつも参考にさせていただいている羽鳥さまの月灯茶会別館の書評を見させていただくと、「語りと騙りの魅力」など、かなりズッポリはまってらっしゃる様です。文庫本の1巻目は一気読みか・・。流石だ・・。
これはもう、レベルの違いとしか言いようがありません。
羽鳥さまのようにはなかなかなれないと思いますが、もう少しがんばって読まなきゃあかん!と反省いたしました。
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