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2006年2月

2006.02.26

シムソンズ
著者/訳者名 : 森谷雄/著
出版社名 : ポプラ社 (ISBN:4-591-08976-2)
発行年月 : 2005年12月
サイズ : 200P 19cm
価格 : 1,260円(税込)

 トリノの女子カーリングは残念ながら決勝トーナメントに進むことができませんでしたが、女子フィギュア以外はあまり活躍しなかった日本勢の中では良くがんばっていました。
 この本のモデルになった「シムソンズ」の4人のうち2人が代表に名を連ねています。
 お話は、単純な青春もの、映画の原作らしくわかりやすい内容で、いわばお決まりの登場人物にお決まりのストーリーという感じです。しかし、それだけに力強く、良いお話になっています。
 子供たちに読んでもらいたい本ですね。

そして今はだれも
著者/訳者名 : 青井夏海/著
出版社名 : 双葉社 (ISBN:4-575-23534-2)
発行年月 : 2005年09月
サイズ : 346P 20cm
価格 : 1,785円(税込)
発送時期 : 当日~2日で発送

 面白いお話でした。もうちょっとキャラが立ってたらなぁ。

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アラミスは・・

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 『函館の幕末・維新 フランス士官ブリュネのスケッチ100枚』中央公論社の12ページにありました。
 確かに小柄で女性的な容貌、大きな着物を無理して着ている感じですね。
 ブリュネの絵の上手さには驚きました。

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2006.02.23

水滸伝 4
道蛇の章 
著者/訳者名 : 北方謙三/著
出版社名 : 集英社 (ISBN:4-08-774525-2)
発行年月 : 2001年05月
サイズ : 341P 20cm
価格 : 1,680円(税込)

 黒旋風李キが出てきました。一番好きなキャラです。
 水滸伝の人たちは、妙に暗いところがあり(豹子頭、青面獣、宋江も)
 そんな中で、明るい彼が好ましくは思いますが、これでは
 ただの白痴ですな。

 これは書き忘れていたので、後で書きました。

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びっくりした

天女湯おれん
著者/訳者名 : 諸田玲子/著
出版社名 : 講談社 (ISBN:4-06-213162-5)
発行年月 : 2005年12月
サイズ : 350P 20cm
価格 : 1,785円(税込)

 そっちの描写が露骨で、エロ小説かと思いました。
 諸田さんとしては、引出の多さを示した本なのでしょうが、
 サービス過剰かとも思います。
 しかし、死んでもちんちんが起立しているとは・・。すごい。ってういか、あり得ない。
 これがホントの死後硬直。

 「むこうだんばら・・」と同じ桂庵さんなのに、乙川さんの描く女性の哀しさに対して、
 諸田さんの描く女性は節操がなさすぎ。

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2006.02.20

道三堀のさくら
著者/訳者名 : 山本一力/著
出版社名 : 角川書店 (ISBN:4-04-873665-5)
発行年月 : 2005年12月
サイズ : 367P 20cm
価格 : 1,680円(税込)

 今度は「水売り」の話です。この職業は山本さんの本を読むまでは全く知りませんでした。
 時代小説は面白いですね。高々200年~300年くらい前(せいぜい10世代前でしかありません)の生活が今とこんなに違っていたとわからせてもらえます。
 この本は水売りの「龍太郎」と許嫁の「おあき」のままならない恋が描かれていて、いままでの山本さんの本とちょっと違うな?と思いました。
 とても面白く、休日の生活が不規則になってしまいました。

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興味津々

アラミスと呼ばれた女
著者/訳者名 : 宇江佐真理/著
出版社名 : 潮出版社 (ISBN:4-267-01736-0)
発行年月 : 2006年01月
サイズ : 270P 20cm
価格 : 1,575円(税込)

 宇江佐さんの久々の長編。土方歳三などと函館五稜郭で新政府と戦った最後の佐幕派の総大将、榎本武揚を彼を愛する男装の女性通詞「お柳」の目を通して描く、とてもよくできた歴史小説になっています。
 主人公の「お柳」は、「アラミス」とフランス人たちから呼ばれる、幕末の女性通詞という凄くカッコイイ設定なのですが、とても普通な恋する乙女として描かれていて、函館(当時は箱館)戦争と榎本武揚という縦糸を良く引き立てています。
 宇江佐さんにとっては、長年温めてきただろう函館戦争を、フランス人仕官ブリュネのスケッチにある「アラミス」からのインスピレーションでこんなに綺麗なお話を仕上げることができたのでしょう。きっと。
 というわけで、「函館の幕末・維新ブリュネのスケッチ100枚」という本を借りてみることにしました。ブリュネのスケッチの「アラミス」はどんな人なのでしょうか。

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2006.02.16

水滸伝 3
輪舞の章 
著者/訳者名 : 北方謙三/著
出版社名 : 集英社 (ISBN:4-08-774497-3)
発行年月 : 2000年11月
サイズ : 341P 20cm
価格 : 1,680円(税込)

 仕事でいやなことがあった。

 以前ここで書いていたことは、自分の心の中に
 しまっておけばいいことなので、人目に触れる
 可能性のあるところに書くべきではありませんでした。
 その点反省しています。
 ただ、自分の気持ちは今でもそのままです。

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2006.02.12

2月も逃げていく・・

水滸伝 2
替天の章 
著者/訳者名 : 北方謙三/著
出版社名 : 集英社 (ISBN:4-08-774491-4)
発行年月 : 2000年10月
サイズ : 340P 20cm
価格 : 1,680円(税込)

 面白いですね。
 週1冊ペースで読んで行きたいと思います。
 このシリーズと、三国志で今年の年末まで楽しめそうです。

シャングリ・ラ
著者/訳者名 : 池上永一/著
出版社名 : 角川書店 (ISBN:4-04-873640-X)
発行年月 : 2005年09月
サイズ : 592P 20cm
価格 : 1,995円(税込)

 出てくる人間がみんな超人で変人です。
 大量に人が死んで、正直イヤな描写もありましたが、
 その割には、超人たちはみんな生き残って、ハッピーエンド。
 こんな勝手な話はないよな・・・・。と凡人は思います。

 人間の話じゃなくて、神たちの争いの話と思って読んだほうが
 よろしいかと思います。

 炭素本位経済は、ちょっと面白く感じましたが、
 タックスヘブンにある会社からリースバックすると、税が消える
 というあまりにも単純な手法にはびっくり。SFなんだから、
 何でもありとは言え、今の世の中見てくださいよ。
 利息のスワップ契約を売買するような屋上屋を重ねる
 取引が当然の様に行われています。単純すぎません?
 とは言え、そんな複雑な取引を説明して、ただでさえ
 穴だらけだと思われる炭素本位経済の穴をさらに広げる
 わけにも行きませんね。

 それにしても、これだけの厚さの本なのに一気に読めました。
 読む価値は十分あると思います。

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