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福音の少年 錬金術師の息子
著者/訳者名 : 加地尚武/著
出版社名 : ぺんぎん書房 (ISBN:4-901978-16-0)
発行年月 : 2004年01月
サイズ : 533P 19cm
価格 : 1,575円(税込)

 全くコミックの世界ですが、そう思って読めば楽しい。
 このボリュームでこの値段ならば好きな方にはお買い得かも。

 僕は好きな人に入るので良いですが、読者を選びます。
 基本的におたく系の人におすすめ。

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これはスカ

お神酒徳利
深川駕篭
著者/訳者名 : 山本一力/著
出版社名 : 祥伝社 (ISBN:4-396-63250-9)
発行年月 : 2005年07月
サイズ : 362P 20cm
価格 : 1,785円(税込)

 山本さんはホントに当たりはずれがあります。
 これはハズレ。

 

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スモールトーク
著者/訳者名 : 糸山秋子/著
出版社名 : 二玄社 (ISBN:4-544-04099-X)
発行年月 : 2005年06月
サイズ : 145P 19cm
価格 : 1,260円(税込)

 糸山さんが毎月いろいろな車に乗って、その車にちなんだ話を書くいう雑誌の企画をまとめたものらしい。珍しいのは毎月別の話ではなく、続き物になっている点。
 無理があるんだよね。もともと、自動車の話というのが無理がある(いくら高くても、所詮工業製品。そんな立派なもんじゃありません)上に、毎月書くというのが無理。
 めちゃくちゃ薄っぺらな男と女。さらに、好きでない人にはいやになっちゃうような車の描写。
 こんな本を書くと、車も文章を書くこともいやになってしまうだろうに。作家というのもつらいものだ。
 よく自己嫌悪に陥らないものだと思う。

 スモールトークというのは、楽曲の名前らしい(聞いたことない)。
 僕の知っているスモールトークはプログラム言語。昔は読んでもわからないPC雑誌を毎月何冊も買って目を通していた(読んだとはいえない)。今ではみんな知っていると思うが、プログラム言語「C」というものがあり、「C」を扱った雑誌「Cマガジン」とう本がソフトバンクから出ていた(もしかしたら、今でも出ているかもしれない。情報処理資格にCは必須といって良いから)。呉服町の谷嶋屋書店でおとなしそうな青年が「Cマガジンください」といったら、パートらしいおばさんが赤い顔をして「こちらにはありません」と言って追い帰して、別の店員と「Cマガジンですって!!Cマガジンよ~」と話していた。僕は自分が読んでいるASCIIのすぐそばにある「Cマガジン」をもって行ってやろうかと思ったが、980円もするのでやめた記憶がある。
 そのほかにも、APL(A Program Language)やEIDA(有名な女性の名前)、Logoなど面白い名前の言語があった。日本語のプログラム言語もあったな。なんて名前だっただろう?

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似せ者
著者/訳者名 : 松井今朝子/著
出版社名 : 講談社 (ISBN:4-06-211464-X)
発行年月 : 2002年08月
サイズ : 296P 20cm
価格 : 1,890円(税込)

 感じとしては、乙川が「愛」で、宇江佐が「恋」だとしたら、松井は「芸」を描こうとしているのだろう。
彼女の特化した経歴からいけば、当然の方針だと思う。この本ではそれで十分結果が出ている。
しかし、とてもこれだけの人とは思えない。ここからの一段の飛躍に期待したい。
 (芸はゲイではない。自分で思いついて笑っちゃいました)。

 さて、10月も後半を迎え、今年度のマイベストを真剣に考えだしている。
 今年は「機本伸司」「坂木司」「松井今朝子」あたりに出会って、
 機本は最新刊が良ければ文句無くベストであったが、ちょっと残念。
 梨木さんのエッセイは深く感銘を受けた(年末までに2冊とも購入予定です)。
 光原さんの本も心を動かされ、絵本に目を向けだした加納さんとの対比も面白い。
 しかし、「非道・・」に劣らぬ作品なのに直木賞の候補にならなかった「家、家」を
 暫定ベストにしたいと思う。 

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夢の話

 15日に夢を見た。
 僕は知らない町を被保護者(TkかNeかもしかすると弟かもしれない)と歩いている。
 被保護者は野良猫についていって居なくなってしまう(するとNeか?)。僕はさがす。
 町が結構リアルで、小さい川が沢山ある(今はみな暗渠になってしまったが、昔の
 焼津はたくさんドブ川があった、でも焼津じゃない。知らない町)。
 その内、とても高い堤防の上に出た。とても広々とした、大きい川の河口部の堤防。
 降りるのが恐い。しかし、降りなければならないので頑張って鉄製の梯子
 (堤防のコンクリートに[型に埋まっている奴)を降りる。
 降りたところは、連絡船の船着き場で川の向こうに渡してくれる(感じとしてはジャングル
 クルーズの船着き場みたい)。
 川向こうで、元の岸に帰らなければならないので、困っていると、
 昔なじみの女性に会う。彼女は人間ではなく、
 本当は一つ目なのに今は普通の女性の振りをしている。
 こちら側は、水の上に板を張って町になっているようなところ。ハーバーのロッジがずっと
 続いているような感じ。
 洋風の酒場に入ったり、ちょっといろいろあったようだが、彼女のおかげでまた舟に乗り、
 元の船着き場に帰ることが出来る。ここはどうゆう訳か舟のミスでついた場所で、
 渡り賃の250円を払わずに済んだ上にきれいな石を2つと何かをもらう。
 船着き場を出ると、被保護者を見つけることができ、「猫はどうしたの?」と聞くと、
 「○時を過ぎると、猫はデジタルになってしまう。もう家に帰っている」と言われ、
 安心して家に帰る。

 さて、久しぶりにリアルな夢で、翌朝に覚えているのはホントに珍しい。
 Akに話をしたら、「川の向こうはあの世じゃないかと思った」とのこと。
 全然そうは思っていなかったが、人でない人に助けてもらって帰ってくるのは
 よもつひらさかでは定番ですし・・・・。

 PS)2つの「きれいな石」と「何か」って、わかりやすいですね。僕は幸せ者です。

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翼を広げたプリンセス
ウルフ・タワー 最終話
著者/訳者名 : タニス・リー/著 中村浩美/訳
出版社名 : 産業編集センター (ISBN:4-916199-72-3)
発行年月 : 2005年05月
サイズ : 347P 19cm
価格 : 1,260円(税込)

 特にコメントはありません。

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人に勧めるのは悪趣味

イン・ザ・プール
著者/訳者名 : 奥田英朗/著
出版社名 : 文芸春秋 (ISBN:4-16-320900-X)
発行年月 : 2002年05月
サイズ : 269P 20cm
価格 : 1,300円(税込)

空中ブランコ
著者/訳者名 : 奥田英朗/著
出版社名 : 文芸春秋 (ISBN:4-16-322870-5)
発行年月 : 2004年04月
サイズ : 265P 20cm
価格 : 1,300円(税込)

 Akの本(古本)。直木賞受賞作。
 とても面白く、2冊を1晩で読んでしまいましたが、
 自分としては人に勧めるのはちょっと・・・。
 Akが僕に勧めなかったのがよく分かる。
 やっぱり、病気の人をおもしろおかしく書くのは
 どんなに注意しても悪趣味である。
 読んでみて、どんなに面白くても僕は人には勧められない。

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良いよね。青春だよね。

2005年のロケットボーイズ
著者/訳者名 : 五十嵐貴久/著
出版社名 : 双葉社 (ISBN:4-575-23531-8)
発行年月 : 2005年08月
サイズ : 369P 20cm
価格 : 1,680円(税込)

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ユージニア
著者/訳者名 : 恩田陸/著
出版社名 : 角川書店 (ISBN:4-04-873573-X)
発行年月 : 2005年02月
サイズ : 444P 20cm
価格 : 1,785円(税込)

 以下の文章は結構ネタバレです。未読の方は読まないでね。

 「月の裏側同じで、よくわからない」とAkが言ったため、
 どんなに複雑な話かと思って読んだが、すんなり分かった気になってしまう。
 何か、一本道の様に感じるが、もっと深読みが必要なのか?
 今、分からないのは電話とミニカー。
 一番分からないのは、配達されたばかりで多分冷えていないだろう
 ビールやジュースをお客さんに出すことってある?ってこと。
 電話の「やせた犬」・・・多分、白い猫と同じ役割を果たすべく用意されたもの。
 赤いミニカー・・・・・・・・多分、運んでいるひとが踏んでで倒れることで瓶がわれ、毒の存在が・・。
 そして順二・・・・多分、一人だけが死んで毒の存在がわかるために・・。
 というように、犯行が行われないような準備がされていたにもかかわらず
 予定通り毒が配られてしまうのには、協力者(たとえばキミさんなど)の存在が必要だと思うのだが・・。

 とりあえず、Akの「思惑?」に乗せられて一気に読んでしまった。
 久しぶりに面白いミステリィだった。

PS) 本文の組み方については、指摘されるまで気づきませんでした。
   ここまで凝る意味があったのか・・・?

 Akと話したら、いくつかわかってきました。「久江」の表記に意味があるのか?
 編集者に電話をかけてきたのは誰なのか?
 そう思って読み直すと、結構それらしいキミさんが協力者だった場合、犬の電話は本当なのか?

 特に「久江」については、まったく気づいていなかったので(だめな俺)Akに指摘されて
 驚いてしまいました。

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いつかパラソルの下で
著者/訳者名 : 森絵都/著
出版社名 : 角川書店 (ISBN:4-04-873589-6)
発行年月 : 2005年04月
サイズ : 247P 20cm
価格 : 1,470円(税込)

 良い本でした。
 突然の父親の死から数ヶ月、厳格で、謹厳実直だと思っていた父に思わぬ秘密が・・、
 というわけで兄弟3人が父の生まれ故郷佐渡へ旅をします。
 ルーツ探しという重いテーマが、軽い乗りで描かれます。
 ふっと軽く描かれる画面が、じわじわっと胸にきたりします。
 さりげなく書かれているようで、非常に計算されている本なのだと思います。
 直木賞候補も伊達でなはいですね。
 本書の英題は「Somewhere in the parasol」ですね。
 こちらのほうが本書の中身にぴったりですが、「何処かパラソルの下で」では
 確かにちょっときれいではないです。

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ほんとに忘れてるよ。

 ちょっと怠けていたら、読んだ本も思い出せない(汗)。

銀座開化事件帖
著者/訳者名 : 松井今朝子/著
出版社名 : 新潮社 (ISBN:4-10-474201-5)
発行年月 : 2005年02月
サイズ : 262P 20cm
価格 : 1,575円(税込)

 明治維新直後の銀座を舞台にして、当時の人たちの思いを彷彿とさせる本です。

五人姉妹
ハヤカワ文庫 JA 777
著者/訳者名 : 菅浩江/著
出版社名 : 早川書房 (ISBN:4-15-030777-6)
発行年月 : 2005年01月
サイズ : 372P 16cm
価格 : 735円(税込)

 買ってから読了まで随分かかってしまいました。
 それぞれのお話は良いのだけれど、ぐぐっと引き込むほどではなく、なんとなく良い感じ。
 良い本だし、博物館惑星ものも1話入っていたりして、お値打ちですが・・。

銭売り賽蔵
著者/訳者名 : 山本一力/著
出版社名 : 集英社 (ISBN:4-08-774679-8)
発行年月 : 2005年02月
サイズ : 392P 20cm
価格 : 1,890円(税込)

 こういう江戸経済ものの本を書かせると右に出る人は居ないでしょう。
 しかし、江戸時代の貨幣制度はとても複雑だったのですね。
 本位貨幣制度が経済発展によって危うくなってくると、貨幣の品位を落として
 対応せざるえなくなる・・。というような社会の教科書に出てくるような内容が
 現実にあったのですね。

優しい音楽
著者/訳者名 : 瀬尾まいこ/著
出版社名 : 双葉社 (ISBN:4-575-23520-2)
発行年月 : 2005年04月
サイズ : 194P 20cm
価格 : 1,260円(税込)

 とても良い話ばかりです。
 しかし、軽いですね。本も軽いし、登場人物も軽い。
 人間ってもっとどろどろしていませんか?
 「雨にぬれても」の登場人物たちの存在感と比べると
 すごい格差です(ノンフィクションだから当たり前か?)

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