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一の富
角川時代小説倶楽部 並木拍子郎種取帳
著者/訳者名 : 松井今朝子/〔著〕
出版社名 : 角川春樹事務所 (ISBN:4-89456-925-6)
発行年月 : 2001年05月
サイズ : 245P 20cm
価格 : 1,890円(税込)

 面白い。面白い。
 こんな軽い本も書けるのですね。
 松井さん、さらにポイントが上がりました。
 当分楽しめそうです。

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カーマロカ 将門異聞
著者/訳者名 : 三雲岳斗/著
出版社名 : 双葉社 (ISBN:4-575-23513-X)
発行年月 : 2005年01月
サイズ : 352P 20cm
価格 : 1,785円(税込)

 なにか、山田風太郎を読んでいるよう。
 楽しく読めました。

 それにしても、三雲さんはたくさん本を書いているんですね。
 スニーカー系などで。なかなか楽しみな作者さんです。

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青空の卵
創元クライム・クラブ
著者/訳者名 : 坂木司/著
出版社名 : 東京創元社 (ISBN:4-488-01289-2)
発行年月 : 2002年05月
サイズ : 347P 20cm
価格 : 1,785円(税込)

 やはり、良かったです。
 坂木司さん、最高です。
 東京創元社の王道を行っていますね。

 さて、主人公はヒッキーだそうですが、
 最近読んだヒッキーはウエストゲイトパークのコンビニを
 見ていた少年。しかし、女房が何かで読んだことには、
 ヒッキーは望遠鏡で外の世界を見たりしないんだそうです。
 確かに、外部の世界につながりを望むようでは、
 ヒッキーではないのかもしれません。

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辰巳八景
著者/訳者名 : 山本一力/著
出版社名 : 新潮社 (ISBN:4-10-460602-2)
発行年月 : 2005年04月
サイズ : 302P 20cm
価格 : 1,680円(税込)

 山本さんにしては珍しく、市井ものの恋愛小説です。
 登場人物や、その家の由来を書くあたりが山本さんらしいリアリティなのでしょうか?
 こういう本が好きなので、書き続けてもらいたいですね。

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今年の暫定ベスト

星月夜の夢がたり
著者/訳者名 : 光原百合/著 鯰江光二/絵
出版社名 : 文芸春秋 (ISBN:4-16-322970-1)
発行年月 : 2004年05月
サイズ : 158P 20cm
価格 : 1,500円(税込)

 光原さん、こんな良い本を書いていたのですね。感動しました。
 鯰江さんの絵も素晴らしい。特に光の扱いが出色です。
 僕のような素人にもこの絵の素晴らしさはわかります。

 もう、説明も何もなく、とにかく今年の暫定ベストです。
 たくさんの人に読んでもらいたい本です。

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日暮らし 下
著者/訳者名 : 宮部みゆき/著
出版社名 : 講談社 (ISBN:4-06-212737-7)
発行年月 : 2005年01月
サイズ : 374P 20cm
価格 : 1,680円(税込)

 残念ながら、期待したほど面白くないような・・。
 おかしいなぁ、ぼんくらはもっと面白かったのに・・。
 とは言え、十分水準に達していると思います。

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奴の小万と呼ばれた女
著者/訳者名 : 松井今朝子/著
出版社名 : 講談社 (ISBN:4-06-210013-4)
発行年月 : 2000年04月
サイズ : 316P 20cm

 破天荒な主人公「雪」がとても素敵で、良い本だと思います。
 松井さんは2冊目ですが、自分的には、この本で諸田さんより
 上になりました。ぼつぼつ読んでいきたいと思います。

 印象に残ったのは、お雪が最後に里恭と会って、「・・・身どもは
 死ぬまでに一度は天下万民のために力を尽くしてみたいと願う
 ようになった。何か形に残る事を成し遂げたいと切に思うように
 なった。」と聞かされたときに、お雪は「そのように仰せになる先生は、
 あまり好きではありませぬ」と自分でも驚くほど強い調子で答える。
 男が天下万民のためなどといいだすと、たいていろくなことにはならないのだ。
 という部分です。

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花まんま
著者/訳者名 : 朱川湊人/著
出版社名 : 文芸春秋 (ISBN:4-16-323840-9)
発行年月 : 2005年04月
サイズ : 264P 20cm
価格 : 1,650円(税込)

 直木賞受賞作、本の雑誌で紹介されていたので、受賞前に
図書館の予約を入れていたため、割とタイムリーに読めました。
 女房は「浅田次郎みたいな幽霊人情ものは嫌い」と一刀両断
にしていましたが、僕はこの本は好きです。
 幽霊や生まれ変わり、妖精生物など超常なものを扱いながら、
それがあくまで脇役であることに好感を感じます。
 なんと言っても僕たちも確かに経験したあの時代をとても上手く
描いていると思います。

 芥川賞・直木賞はすっかり一つの「権威」になってしまい、
著者にあたえる影響も大きいため、特別な扱いをされるように
なっていますが、所詮一つの文学賞にすぎず、選考も恣意的で
とても公正平等な基準があるとは思えません。勿論、文学を
平等にはかる基準なぞあるはずがありませんので、それは非難
されるべきものではなく、この賞だけが特別な意味を
持ち始めていることに疑問を持っているだけです。
 閑話休題、直木三十五の著書を読んだことがある人が、
どれだけいるんだろうか?僕は本自体見たこともありません。

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ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件
著者/訳者名 : 北村薫/著
出版社名 : 東京創元社 (ISBN:4-488-02382-7)
発行年月 : 2005年06月
サイズ : 321P 20cm

 これはなかなか・・・読者の資質を問う本ですね。
ひとことで言えばマニア向け。勿論僕程度でも、
十分楽しめるように出来てはいますが、自分には
読む資格がないなぁ・・とも思ってしまいます。
 やはり、毎月ミステリーズを読んでいるような
人が読む本なのだろうな・・と。

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